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本会議会議録

答弁文書

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平成29年6月静岡県議会定例会

小楠 和男 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:07/21/2017番目)
答 弁 者健康福祉部長


○健康福祉部長(山口重則君) 骨髄バンクについてのうち、骨髄ドナー登録の現状と課題についてお答えいたします。
 本県における骨髄ドナー登録の現状につきましては、ここ数年はおおむね八千九百人前後で推移しております。平成二十八年度末現在では八千九百四十八人となっております。一方本県のドナー登録の動向を分析いたしますと、保健所や献血ルームにおける登録数の減少が見られることや十代及び二十代の若者の登録数の割合が全国と比べて低くなっているなど今後もドナーの登録者を安定的に確保していくための課題もあります。
 このため県では、県内五カ所の保健所と四カ所の献血ルームの計九カ所に登録窓口を設け県民の方々のドナー登録を促進しております。また毎年十月の骨髄移植推進月間における街頭キャンペーンの実施や各成人式会場でのドナー登録の案内を行い、骨髄移植の大切さについて理解を深めていただくなど登録者の拡充に積極的に取り組んでいるところであります。
 今後も、静岡骨髄バンクを推進する会や静岡県赤十字血液センターなどの関係団体とも連携して、骨髄移植により救える命があることの啓発や県民の方々に登録が行える窓口の一層の周知を図るなど保健所や献血ルームでの登録者をふやすように努めてまいります。また献血時に若い世代に向けたドナー登録を呼びかけるパネル等の展示やドナー登録を推進するボランティアスタッフの派遣など、献血に合わせてドナー登録もすることのできる仕組みについても整えるなど将来にわたって安定的に骨髄ドナー登録者を確保し骨髄移植を必要とする方の希望に応えられるように努めてまいります。
 次に、骨髄移植に伴う助成制度についてであります。
 骨髄移植を推進するためには、必要な骨髄ドナー登録者を確保することに加え登録した方々が安心して骨髄提供を行える環境を整えてあることが重要でございます。
 県では、骨髄移植が円滑に行われるように事業所への個別訪問や地域ごとに事業主向け講習会を開催し、骨髄の提供と移植への理解や提供に係る休暇制度の創設を促すなど登録者が負担を感じることなく骨髄提供を行える環境づくりに努めております。ドナー本人やその勤務先に対しての助成制度につきましては、先行的に取り組んでいる県や県内市町の状況や成果等を検証し、登録していただける方や骨髄移植件数の増加に結びつく効果的な制度となっているかなどについて実施主体となる市町や関係者の意見も聞いて検討してまいります。
 県といたしましては、今後も骨髄ドナー登録者の安定的な確保に努めていくとともに、助成制度のあり方の検討も含め骨髄提供が行われやすい環境を整え骨髄移植を待ち望んでいる方が一日も早く移植を受けられ病気を克服し安心して暮らせる体制づくりを進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp