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本会議会議録

答弁文書

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平成23年12月静岡県議会定例会

阿部 卓也 議員(民主党・ふじのくに県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/06/2011番目)
答 弁 者警察本部長


    ○副議長(鈴木洋佑君) 繁田警察本部長。
           (警察本部長 繁田 誠君登壇)
    ○警察本部長(繁田 誠君) 阿部県議から御質問いただきました、これまでに培った危機管理のノウハウを本県の治安維持にどのように生かしていくのかという御質問でありますが、本県の危機管理上の課題としましては、震災と原発の二つが考えられます。特にこの中の原発につきましては、津波対策だけでなく、日々変化する現下の厳しい国際テロ情勢にかんがみる必要があります。私自身の長期のアルカイダ等国際テロ等の分析から言えますことは、テロへの対応は後手失敗、先手のみ勝負になり得るということであります。これを念頭に関連情報の早期収集に努め、また原発の多い県であります福井県の本部長での経験も生かしまして、警備対策を踏まえた警戒警備の強化などによってテロの未然防止に万全を期したいと考えております。
     次に、増加する警察事象への対応についてお答えいたします。
     県警察では、厳しい治安情勢に的確に対処し、安全・安心な県民生活を確保するため、第一線現場での執行体制の強化に軸足を置いた組織体制の整備を行ってまいります。また県民の期待と要望が高く、喫緊に対処することが必要な子供や女性の被害防止、サイバー犯罪対策等の業務に対し、重点を指向して人員を投入するなど、変化する社会情勢に的確に対処し得る体制を構築してまいります。なお、県警察は恒常的に国に対して増員要求を行い、平成十三年以降、合計で九百七十九人の増員が認められております。警察の執行力を強化するため、今後も国に対して警察官の増員を要求してまいりたいと考えております。
     次に、装備資機材の整備について、どのように考えているかについてお答えいたします。
     警察におきましては、社会情勢の変化に伴い複雑多様化する警察事象に対処するため、必要に応じて整備を進めているところであります。現在、災害装備資機材を初めとする各種資機材を約一千品目、九万点保有しております。これらの装備資機材につきましては、本部や各警察署に配備し、これらのところ災害や各種事件事故の警察活動に対し有効に活用できており、不足する場合は他の警察署や本部から必要な資機材を迅速に搬送するなど、組織全体での運用を図っているところであります。
     今回の東日本大震災の教訓を生かし震災状況を早期に把握するための装備資機材を整備するほか、今後も引き続き治安情勢の変化に応じて整備、充実に努めてまいる考えであります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp