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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年9月静岡県議会定例会

池谷 晴一 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/28/2017番目)
答 弁 者健康福祉部長


○健康福祉部長(山口重則君) ハンセン病及び国立駿河療養所についてお答えいたします。
 ハンセン病に係る人権教育につきましては、国とも協力して回復者に対する偏見や差別のない社会の実現に向け県民向けの啓発パンフレットの配布や啓発映画の巡回上映、人権啓発指導者養成講座での講義などさまざまな啓発活動を実施しております。本県におきましてもハンセン病に対する正しい知識や理解は広がり、偏見や差別は許されないという認識も着実に定着しております。
 今後も、市町等とも連携し中学生を対象とした講話や一般県民を対象とした啓発パネル展の実施などハンセン病に関する人権教育に地域の特色も踏まえきめ細かに取り組むこととしております。
 国立駿河療養所の地域への貢献につきましては、県が市町等と連携して行っている地域交流活動により地域との交流や共生が一層活発となり地元の皆様の療養所への理解も深まってきております。引き続き医師会等の協力も得て療養所と近隣の医療機関との連携強化を進め、療養所が地域で必要とされる医療を提供できるように支援してまいります。療養所の今後一層の活用につきましても、全国の活用事例も参考に地域包括ケアシステムへの参画も含めて福祉施設の誘致など療養所に適した活用方法の検討に地元市町や療養所とともに取り組み、策定しました駿河療養所の将来構想案の実現を目指すこととしております。
 県といたしましては、今後も国に対しまして療養所の既存施設や機能の活用策の提示と実現を強く働きかけてまいります。また地元市町や療養所などと連携し、入所者の方が地域から孤立することなく今まで以上に良好な生活を営んでいただき、療養所の存続と地域に貢献する施設への発展につきまして積極的に支援してまいります。
 次に、放課後等デイサービスについてであります。
 放課後等デイサービスは、障害のある児童の療育とその保護者の皆様の子育てと仕事の両立を支援することにより児童の健やかな成長に寄与する大切な福祉サービスであります。今回個々の児童の特性に応じた計画を策定しそれに基づく生活訓練等が適切に行われるようにするため、国におきまして職員の資格等に関する要件が改正されました。県内の事業所におきましては今年度中に新しい基準での職員確保が必要となります。
 このため、県では各事業所に配置が義務づけられた児童発達支援管理責任者につきまして改正後の要件を満たす人材を全ての事業所において確保できるように新たに百五十人分の養成研修を実施する事業を本議会にお諮りしております。また保育士等の確保につきましては、県が設置しております保育士・保育所支援センターを活用いたしまして潜在保育士の再就職支援などを行うことにより事業所の人材確保に努め、より質の高いサービスの提供を促してまいります。
 事業者に対します指導につきましては、国が策定した障害児支援の基本的事項である放課後等デイサービスガイドラインや今回改正いたしました運営基準の遵守を徹底いたします。現場に出向いての事業者指導や集団指導を丁寧に行い事業所の適正な運営の確保に努め、児童や保護者の方が安心して質の高いサービスを受けることができる環境整備に積極的に取り組んでまいります。
 今後も、市町や福祉関係者と連携し放課後等デイサービスを初め障害のある児童に対しまして地域での暮らしを支えるさまざまな福祉サービスの提供に努め、誰もが住みなれた地域で豊かに安心して暮らしていける共生社会の実現を目指してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp