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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年12月静岡県議会定例会

伊丹 雅治 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/06/2022番目)
答 弁 者副知事


○副知事(森 貴志君) 台風十五号による水害発生を踏まえた今後の治水対策についてお答えいたします。
 本年九月の台風十五号の豪雨は、昭和四十九年七月に県内に未曽有の水害をもたらした七夕豪雨以来とも言われ主に県の中西部地域で浸水被害が多発いたしました。その一方で河川整備計画に基づく河川改修や防災・減災、国土強靱化のための五か年加速化対策等を活用して進めております河道掘削などの効果を高く評価する地域の声も寄せられており、事前防災の重要性を改めて認識したところであります。
 近年河川の整備水準をはるかに上回る豪雨による水害が全国各地で多発している状況を踏まえ、国は河川施設の能力を上回る大洪水は必ず発生するとの認識に立ち流域のあらゆる関係者が協働して流域全体で洪水氾濫に備える流域治水を進めていることとしております。本県におきましても堤防整備や雨水貯留施設の設置などのハード対策やハザードマップによる水害リスク情報の活用などのソフト対策を関係市町と連携し地域一体となって推進しているところであります。
 今回の台風による浸水被害を受け県では、これまで浸水被害が頻発する地域におきまして対策を進めてきた十流域に今回浸水被害が発生した五流域を加えた県内十五流域を重点対策流域に位置づけ流域治水を強力に推進してまいります。
 また、治水対策の根幹をなす河川整備につきましてはこれまで以上に計画区間の早期完成が求められることから、国土強靱化を推進する国の予算や県土強靱化などの県予算を積極的に活用することにより事業の進を加速化し事前防災を着実に進めてまいります。さらに河川整備の基本的な事項を示す河川整備基本方針において国は気候変動による降水量や流量の増加を踏まえた見直しに着手しており、県におきましても今後国が示す技術基準や国直轄河川における取組事例等を踏まえ方針の見直しを進めてまいります。
 県といたしましては、豪雨災害から県民の皆様の生命と財産を守るため頻発化、激甚化する豪雨にも対応した治水対策により安全で安心な水害に強い地域づくりを進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp