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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成26年6月静岡県議会定例会

佐地 茂人 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/30/2014番目)
答 弁 者教育長


○教育長(安倍 徹君) 教育行政についてのうち全国学力・学習状況調査についてお答えいたします。
 教員の資質向上につきましては、今年度秋田県の取り組みを参考に早期対応策を実施し、各学校では課題を明らかにするとともに校内研修等で対応策を検討するなどの取り組みが行われております。また指導主事による学校訪問では、県教育委員会が示した授業改善の視点に沿った具体的な指導助言を行っております。
 民間企業等との連携による授業力向上につきましては、議員から御紹介もございました西伊豆町教育委員会における取り組みのように、市町の実態を踏まえ民間教育事業者と連携しながら授業力向上の実践研究等に取り組んでいる例もございます。民間のノウハウの中にはすぐれたものもあり、県教育委員会としては必要に応じて民間企業と連携した取り組みを支援してまいります。
 家庭学習の取り組みにつきましては昨年度、他県の状況を参考に、家庭学習の推進を図るため小学校五、六年、中学校二、三年の保護者にリーフレットを配付するなど子供の学力向上への取り組みを行ったところであります。また今年度は新たに小学校学習支援事業により学び方支援サポーターを配置し、放課後学習支援の中で子供たちに直接アドバイスをしております。
 今後も、市町教育委員会と連携しながら調査結果を有効に活用するなど子供たちの学力向上のためのさまざまな取り組みを行ってまいります。
 次に、高校の施設整備についてであります。
 県立高校につきましては、平成十七年三月に策定をいたしました静岡県立高等学校第二次長期計画に基づき整備を計画的に進めてまいりましたが、議員から御紹介もございましたように、来年四月に予定しております浜松湖北高校の開校をもって県立高校の再編整備及びそれに伴う校舎の改築計画は完了いたします。
 しかしながら、県立高校のうち建築後五十年以上経過した校舎を有する学校が県内に二十校あることから、今後は学校施設の老朽化への対応が急務であると考えております。学校施設の老朽化は本県のみならず全国的な課題でもあり、文部科学省はトータルコストを抑えながら建てかえと同等の教育環境を確保することが可能な長寿命化改修への転換を促しているところであります。
 現在県教育委員会では、老朽化した校舎をモデルに建てかえをした場合と長寿命化した場合との手法やコストを比較するなどの調査を行っているところであり、予算の平準化や施設管理の適正化などの観点から検討を行い、校舎の老朽化を解消し、教育環境の向上を図るため早急に計画を策定してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp