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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成21年6月静岡県議会定例会

小長井 由雄 議員(民主党・無所属クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:07/27/2009番目)
答 弁 者厚生部長


    ○副議長 (堀江龍一君)  大須賀厚生部長。
            (厚生部長 大須賀淑郎君登壇)
    ○厚生部長 (大須賀淑郎君)   「未来の暮らしを創ろう」 についてのうち、 初めに乳幼児医療費助成制度の拡充についてお答えいたします。
     乳幼児医療費助成制度は、 子育て家庭の経済的負担の軽減を図るとともに、 疾病の早期治療を促すために事業の実施主体であります市町村に補助金を交付しているものであります。 子供の医療費の負担軽減は、 地域によって違いが生じないよう国が全国一律で実施すべきものであり、 これまでも国に対して要望してまいりました。
     一方、 県といたしましても、 従来から対象者の拡大と制度の拡充とともに、 その統一化に努めてまいりましたが、 前回の改正から五年近く経過しており、 制度のあり方について市町村と協議し検討する時期に来ているものと認識いたしております。 対象年齢の拡大等、 制度の拡充につきましては、 国や他県の動向を注視するとともに、 他の医療費助成制度とのバランスや県、 市町村の財政状況なども勘案しながら総合的に検討してまいります。
     次に、 本県の医師確保の取り組みについてであります。
     医師の不足や偏在を解消するためには、 国において抜本的な制度改正等を行うことが必要であると考えますが、 本県といたしましても医師確保対策として効果があると考えられることは、 あらゆる手段を講じて実施する方針で臨んでおります。
     特に、 医師奨学金を拡充することが当面の医師確保に効果的であることから、 本年度は大学一校当たりの入学定員を大幅に上回る百三十九人に貸与したいと考えており、 こうした取り組みにより医師確保に最大限努めてまいります。 また、 特に医師不足が深刻な産婦人科、 小児科、 麻酔科においては、 専門研修中の医師を対象に奨学金を貸与する診療科を特定した専門研修医枠を設けて、 診療科間の医師偏在の解消に努めております。
     医師不足等に取り組む病院への財政支援につきましては、 優秀な指導医のもと豊富な症例を経験できる病院が医師にとって魅力ある病院であり医師が集まる病院でありますことから、 海外からの研修指導医の招聘や勤務医の国内外への派遣研修を行うなどの事業に取り組む公的病院等への財政支援を行っております。
     近年、 女性の医師資格取得者がふえておりますことから、 女性医師を確保することは医師確保対策上ますます重要となっております。 このため再就業に必要な知識技能を再取得するための支援や病院内保育所への運営費補助を行っており、 本年度からさらに短時間正規雇用を行う病院に対し代替医師の雇い上げに必要な経費を助成するなど、 女性医師の復職支援や就業環境の整備に努めております。
     次に、 勤務医の処遇改善についてでありますが、 本年度から分娩を取り扱う医師及び救命救急センター等に勤務する医師に手当を支給する医療機関へ支援を行うことといたしました。 またこれまでも産科、 小児科の医師の負担軽減の観点から、 病院が行う医療クラークの雇用や助産師外来の設置に対し支援を行ってまいりましたが、 本年度からはさらに院内助産所も支援の対象に加え、 産科医師の負担の軽減を図ることといたしました。
     今後とも本県医療水準の維持向上のため、 医師確保対策の充実にさらに努めてまいりたいと考えております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp