• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年12月静岡県議会定例会

櫻町 宏毅 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/06/2017番目)
答 弁 者副知事


○副議長(山田 誠君) 吉林副知事。
       (副知事 吉林章仁君登壇)
○副知事(吉林章仁君) 次世代に引き継ぐ魅力ある静岡県についてのうち、中長期的な財政運営についてお答えいたします。
 次期総合計画を実効性のあるものにするためには、議員御指摘のとおり将来にわたって持続可能な財政基盤の確立が不可欠であります。今後の財政収支につきましては、次期総合計画の策定や平成三十年度当初予算編成に加えまして国の財政収支の長期見通しを踏まえて五年間の県財政の中期見通しの作成を進めております。歳出面では富国有徳の美しい“ふじのくに”づくりを推進する施策を重点に展開するとともに、年々増加する社会保障関係費などの義務的経費にもしっかりと対応していく必要があります。一方歳入面では県税や税制改正による地方消費税は一定の伸びが期待できますものの、現在の地方財政対策におきましては地方交付税などを合わせた一般財源総額は大幅な増加を期待できず財政収支ではこれまで以上の財源不足が危惧されるところでございます。
 現在、財源不足を補うために県の貯金である基金を活用して対応しているところでありますが、将来にわたって健全な財政運営を持続するためには当該年度の歳出は当該年度の歳入で賄う、いわゆる収支均衡の財政運営の実現が理想であります。そのためにも本県の歳入歳出構造の抜本的な見直しが急務であると考えております。
 このため、来年度予算では事業の大胆なスクラップ・アンド・ビルドや成果指標に対する寄与度が高く課題解決に直結する事業手法へ転換するなど、歳出の重点化、効率化に徹底的に取り組んでまいります。また歳入面ではこれまでの県税の徴収強化や未利用財産の売却の取り組みを強化いたしますとともに、産業のイノベーションをさらに強力に進めることによりまして持続的な経済成長を促し、本県の稼ぐ力を高めることで安定的な財政基盤の構築を目指してまいります。
 今後も、将来にわたって安心な地方財政運営を確立するため国に対しましては必要な一般財源総額の確保や国、地方を通じた中長期的に安定的な税財政の枠組みの構築を提言してまいります。あわせて地方自治の本旨であります最少の経費で最大の効果を生み出すを矜持として、県全体の最適化を図ることによりまして富国有徳の美しい“ふじのくに”づくりを支える中長期的に安定したスリムで筋肉質な財政構造への転換を図ってまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp