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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成28年2月静岡県議会定例会

木内 満 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/29/2016番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 木内議員にお答えいたします。
 富士山世界遺産センター――仮称――についてであります。
 センターの建築工事につきましては、おかげさまで先ごろ再入札が完了し無事落札者が決定いたしました。県議会の皆様方には御心配をいただきましてまことにありがとうございます。これも前回の議会におきまして債務負担行為の三億円分の増額をお認めいただいたことによると思っております。
 私は、この議論を通じまして血税をどのように有効に使うかというときに行政側と議会側のそれぞれが最善の努力をしたということに深い感銘を受けました。特にすぐ近くの自治体におきまして予算額が三十三億円、決算が五十九億円。これがまかり通るようなことがあるだけにやはり一銭も無駄にしてはならないと。私どもも文化・観光部長を中心にいたしましてこの予算額を削る上で、また最低限の機能を守る上で文字どおりいわば職をかけて努力をいたしましたけれども、これも厳しいチェック機能が働いたからであるというふうに感謝する次第であります。ありがとうございました。
 さて、現在本定例会への契約議案提出に向けて準備を進めておりまして県議会の御承認をいただいた上で本年三月末ごろから建築工事に着手してまいります。この件に関する第一の御質問でございますが現在映像の撮影などの展示物製作を先行して行っておりますが、建築工事の開始に当たり県、設計者、施工業者、展示物製作業者が緊密に連携をしながら推進する体制を整えておりまして、保全状況報告書に記載した工程表にのっとりまして平成二十九年十月末までに確実に完成するよう整備を進めてまいります。
 第二の御質問でございますけれども、センターの運営につきましては県による直営を基本といたします。山梨県のセンターなどと連携を図りながら「守る」、「伝える」、「交わる」、「究める」というこの四つのコンセプトに基づく事業を展開いたします。実施に当たりましては民間事業者、世界遺産ガイド、ボランティアなど地域の方々の参画が不可欠であると考えておりますのでよろしく御協力のほど、また御理解のほどをお願いをいたします。
 県ではこれまで、世界遺産ガイドの養成に努めてまいりましたほかセンターに設置予定の観光案内窓口やミュージアムショップなど地域や民間のノウハウの活用が期待できる部分の運営について富士宮市や関係団体などと協議を行っております。今後世界遺産ガイドや地域住民の皆様にどのような形でセンターの運営を御支援していただけるのか、関係者の御意見を承りながら鋭意検討を進めてまいります。
 日本の国土の中心であり、国土統合のシンボルである富士山が人類共通の財産になりました。これを後世へ継承していくためにふさわしい施設として、またとりわけ地元に愛され地元を中心に地域とともに歩んでいける施設となるよう富士宮市がお進めになっておられます世界遺産のまちづくりなどとの連携も十分に図って富士山世界遺産センター――仮称――の整備を進めてまいります。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp