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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成28年9月静岡県議会定例会

池谷 晴一 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/29/2016番目)
答 弁 者交通基盤部長


○交通基盤部長(村松 篤君) 県際交流の推進と東部地域の振興についてのうち、JR御殿場線の利便性向上への取り組みについてお答えいたします。
 御殿場線は、沿線地域の住民の方々の通勤や通学など日常生活を支えるだけでなく、富士箱根伊豆地域の観光振興や沿線地域の活性化の役割を担うなど関東圏と本県を結ぶ重要な公共交通機関であります。
 県では、これまで駅舎の新設やエレベーター、障害者対応型トイレの設置などへの助成を行うとともに、JR東海とタイアップした誘客キャンペーンや富士山周遊マップの作成等の取り組みを実施してきたところであり、さらに関東圏との交流人口の拡大を図るためには御殿場線の利便性をより一層向上させる必要があると認識しております。このためJR東海だけでなくJR東日本や小田急電鉄とも連携し、御殿場線の通勤通学時間帯の列車及び特急「あさぎり」の増発、東海道本線や小田急線との乗り継ぎ時間の短縮など鉄道ネットワークの充実を関係自治体とともに推進していくことが必要であります。
 御殿場線のJR東日本への移管につきましては、まずは関連する会社間で検討されるべきものであると考えており、県といたしましては御殿場線の全ての駅へのICカード乗車券に対応した改札機の設置やエリア間のまたがり利用の実現を両社に強く要望するとともに、御殿場線利活用推進協議会の要望活動を積極的に支援してまいります。
 次に、一社一村しずおか運動としずおか農山村サポーター「むらサポ」についてであります。
 一社一村しずおか運動では、これまでに企業と地元の協働により菊川市倉沢における棚田保全活動や藤枝市西方におけるアーモンドの植栽による耕作放棄地解消、浜松市水窪町における雑穀を使ったお菓子の商品化など都市農村交流や景観保全、特産品の開発等のさまざまな活動が行われております。こうした活動を進めることにより、従来から行政が直接支援してきた農山村の振興に加え民間企業や団体等の知恵や力を導入することによって地域が活性化されるという新たな仕組みが構築されてきたと考えております。
 このような仕組みをさらに発展させていくためには、企業や団体等に対する農山村のきめ細かな情報提供を行うことや双方がお互いのニーズを的確に捉えていくことが重要でありますことから、県では本年四月から「むらサポ」の運用を開始し、登録いただいた県民の皆様や企業等に農山村のイベントや保全活動等の情報を提供しております。この「むらサポ」には八月までに六百五十件を超える県民の皆様と十四件の企業・団体に登録していただいております。今後はさらに登録件数をふやすとともに、農山村と企業等との双方向の情報交換が可能な交流サイトに発展させることによりマッチングの機会を拡大してまいります。
 県といたしましては、企業訪問やアンケート調査を行い六次産業化など双方の利益につながる持続可能な協働活動をコーディネートすることにより一社一村しずおか運動を推進し、美しく活力ある農山村づくりに努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp