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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成26年6月静岡県議会定例会

鈴木 智 議員(ふじのくに県議団)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/27/2014番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 県産木材の利用拡大と大型木造建築の普及につながる、いわゆるCLT材の導入促進についてお答えを申し上げます。
 静岡県の杉、ヒノキ人工林は毎年百万立米以上の成長がございまして、年々その資源量は増加しております。従来二十八万立米だったのを四十五万立米という目標を立てましたけれども、今はそれを超えまして五十万立米以上の受け入れ体制が整う見込みとなりました。県ではこの豊富な森林資源を活用するため、県産材の需要と供給の一体的な創造に取り組み、この成果として需要側の加工施設で真っすぐなA材と曲がりのあるB、C材を合わせて五十万立米の丸太の受け入れ体制が整う見込みとなりました。この秋には、さる大きな会社が年間十万立米以上の丸太から製品をつくるという体制も整っております。こうしたことを受け、まずは地域に精通した農林事務所と森林組合などの林業事業体の連携により森林施業の集約化や路網の整備を進めるなど、丸太を安定的に供給する体制を早急に確立いたします。議員御提案のひき板を直角に数枚重ねてつくる直交集成材、いわゆるCLTは耐震性、強度等非常にすぐれているということでございますので、中高層建築にも使用できるということでございますから、これまで進んでいなかった商業施設や集合住宅での利用が期待できるものであります。
 このため、平成二十五年度に静岡大学や県内外の製材工場と連携いたしまして県産材による試作と性能試験を実施して、県産材直交集成材――CLTが日本農林規格に定める強度基準などを満たしているということが検証されました。CLTは本県の森林資源をさらに活用する有望な方法でありますので、今後建築基準法などの整備状況や効果的な使用事例などの情報収集を行い、A材の需要の確保とあわせて県内生産の可能性を検討いたします。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp