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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年9月静岡県議会定例会

大石 哲司 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/27/2017番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 大石哲司議員にお答えいたします。
 東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック文化プログラムの推進についてであります。
 オリンピック・パラリンピック文化プログラムは、その推進を通じて形成される文化芸術とさまざまな分野とのネットワークや交流が地域の文化力として定着し、感性豊かな地域社会の実現に寄与していくことが期待されるものであります。そのため本県では昨年五月に他県に先駆けまして市町、文化団体、観光協会、産業界、教育界、福祉従事者などオール静岡の体制による文化プログラム推進委員会を設立いたしました。テーマは「地域とアートが共鳴する」というものであります。このテーマのもとに県内各地でさまざまな文化資源を生かしたプログラムが展開されるように取り組んでいるところであります。
 本県の文化プログラムの特徴は、多くの方々の参加と協力を得て本県らしい多彩な事業を重層的に展開する点にあります。具体的にはプログラム全体の中で中核をなす、推進委員会と文化芸術団体等が連携して実施する共創プログラムを走らせております。また県内の各団体から地域に根差した文化振興の取り組みを募る提案プログラムも走らせております。さらに県立美術館の企画展、SPACによる舞台公演など既存の県事業や市町独自のプログラムを加えた展開も考えております。あるいはグランシップは静岡県の文化力の拠点の一つでありますけれども、さまざまな自主事業を展開されております。その中でもこの夏に十回目を迎えました音楽の広場は満員の観客を感動の渦に巻き込みました。こうした自主事業も、文化プログラムと連携をすることを通しまして県内外の方々に静岡県の文化力の拠点の地域についての魅力も発信していくということも入っております。
 文化プログラムの周知に関しましては、その一環としてより多くの県民の皆様の関心を呼び込むため、十月二十九日に国の重要文化財に指定されております掛川市の大日本報徳社大講堂におきまして前文化庁長官の青柳正規先生をお迎えし東京オリンピック・パラリンピック千日前フォーラムを開催いたします。今後も引き続き観光や産業などの他分野の協力を得て、市町と連携を図りながら二〇一九年のラグビーワールドカップや二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け年々プログラムを充実させていき、国内外から多くの方々が静岡県を訪れていただくきっかけとなるように努めてまいります。
 オリンピック・パラリンピック終了後におきましても、文化プログラムの展開で培った文化芸術振興の支援に係る仕組みや人材、地域のネットワーク等のオリンピックのレガシーが本県の目指すいつでもどこでも多彩で魅力的な文化の花が咲き国内外から憧れを呼ぶふじのくに芸術回廊、あるいは回遊式庭園の実現に資するように取り組んでまいります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長から御答弁を申し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp