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本会議会議録

答弁文書

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平成30年2月静岡県議会定例会

鈴木 智 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:02/26/2018番目)
答 弁 者教育長


○教育長(木苗直秀君) ICT教育の推進についてお答えいたします。
 AIなど情報化技術が急速に進歩し予測が困難と言われている時代にあっても、子供たちに生き抜く力を身につけさせることは教育の使命と考えております。新学習指導要領でうたわれている主体的・対話的で深い学びはまさにその力を養うために必要であり、この学びの実現にはICT教育の実践は不可欠であります。
 県教育委員会では、平成二十八年度から一部のモデル校にタブレット端末等のICT機器を導入し授業改善や効果を検証してきており、導入前と比べて児童生徒の理解度が向上し授業に活用できた教員からは必須のものであるとの意見が出ております。
 しかしながら、ICT教育を実施する環境や教員の活用指導力はまだ十分とは言えず、機器の整備をさらに進めるとともにモデル校での授業改善の取り組みや総合教育センターでの研究成果を県立学校全体に展開していく必要があると考えております。
 このため、来年度全ての県立学校に無線LAN環境を整備するとともに今後四年以内にタブレット端末等のICT機器を計画的に導入してまいります。また総合教育センターにおいてICTの活用事例や教材などをデータベース化し多くの教員が共有し活用できる環境を整備するとともに、ICT研修を受講した教員が各学校で他の教員に研修を行い県全体のICT活用指導力の向上を図ってまいります。
 県教育委員会といたしましては、これからの時代に求められる資質、能力を兼ね備えた人材を育成するため新学習指導要領の主体的・対話的で深い学びの実現に向けICT環境のハードとソフトの両面の充実を図ってまいります。
 次に、新県立中央図書館整備のあり方についてであります。
 県立中央図書館につきましては、昨年六月に現施設にひび割れが確認され継続使用に大きな課題があることが判明しましたことから、東静岡文化力の拠点に全館移転の方針としたところであります。
 この方針を踏まえまして、県教育委員会では新県立中央図書館の基本構想の策定に取り組んでおり、策定に当たりましては図書館学の専門家や市立図書館の館長などで構成する有識者会議の御意見を伺っております。また公募した県民の皆様とワークショップ形式での意見交換会を県内三カ所で行ったほか、市町立図書館の職員の方々からの御意見や近年整備した県外図書館の先進事例など幅広い意見、情報の収集に努めているところであります。いただいた御意見等を踏まえ策定中の基本構想案では求められる機能として県民の生涯学習、読書活動の拠点となることや静岡県の地域資料を網羅し専門性の高い蔵書構築を図ること、市町立図書館を支援して県全体の図書館サービスを向上させることに加えて人の交流を育み、新しい文化を創造する場となることを挙げております。
 来年度は図書館の基本計画を策定することとしておりますが、県教育委員会といたしましては、今後も利用者団体との意見交換や県図書館協議会の場などさまざまな機会を捉え多くの方々から御意見をいただきながら県民の期待に応える新県立中央図書館となるよう積極的に取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp