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本会議会議録

答弁文書

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令和元年9月静岡県議会定例会

相坂 摂治 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/24/2019番目)
答 弁 者教育部長


○教育部長(鈴木一吉君) 学校におけるスクールロイヤーの活用についてお答えいたします。
 近年いじめの認知件数や不登校が増加し、その原因や背景が多様化、複雑化しており、学校現場では法律的な解釈や判断に基づいた対応が必要となるケースが見受けられます。このため県立高校につきましては、本年七月県弁護士会と県立高等学校におけるいじめ防止等のためのスクールロイヤー活用事業に関する協定書を締結し、いじめ等に係る法律相談のほか生徒や教職員を対象としたいじめの予防に関連する授業や教員対象の研修を行うこととしております。
 八月から始まった法律相談には二カ月で十五校から相談があり、教員からは法律の専門家の助言で学校が行うべきことが明確になったなどの声が聞かれております。現在協定の対象となっていない特別支援学校につきましては、支援の具体的な方策やいじめの有無などをめぐり学校や保護者間でのトラブルになった事案があり、今後も法的根拠を踏まえた対応が必要なケースが考えられますことから、県立高校における成果を見ながらスクールロイヤーの導入について具体的に検討してまいります。
 また、小中学校ではいじめの認知件数や不登校が県立学校と比較して格段に多く、学校や市町教育委員会において関係者からのさまざまな意見への対応に苦慮することがあると伺っております。このため高校での成果や課題について情報提供しながら法律的な知見を活用できる環境の整備について市町教育委員会と検討してまいります。
 県教育委員会といたしましては、法律の専門的知見を有するスクールロイヤーを積極的に活用しいじめや不登校等の解決と教員の負担軽減に努め、児童生徒だけでなく保護者、教職員が安心できる学校の実現に向け社会総がかりの教育を進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp