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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成21年2月静岡県議会定例会

阿部 卓也 議員(平成21)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/24/2009番目)
答 弁 者厚生部長


    ○議長 (天野 一君)  大須賀厚生部長。
            (厚生部長 大須賀淑郎君登壇)
    ○厚生部長 (大須賀淑郎君)  学童保育の拡充についてのうち、 初めに県としての指針の策定についてお答えいたします。
     放課後児童クラブいわゆる学童保育は、 保護者会などの民間主導で始まり、 その設置場所や運営は地域の実情や利用者のニーズに応じてさまざまでありますことから、 市町村が柔軟に事業に取り組めるよう基準は設けられておりませんでした。 こうした中、 平成十九年十月国において放課後児童クラブガイドラインが策定されましたことから、 県といたしましては、 実施主体である市町村に対して、 ガイドラインに沿ったクラブの運営に取り組むよう助言しているところであります。
     しかしながら、 国のガイドラインの内容は規模や施設面積などの基準にとどまっており、 子供のよりよい保育環境を確保するためには、 ガイドラインにない職員の配置基準や児童数に応じた設備基準などに加え、 望ましい学童保育の内容を含む独自の指針の策定も一つの手段と考えられますことから、 今後保護者等の意見も参考に市町村と協議してまいります。
     次に、 指導員の諸条件整備についてであります。
     県では、 放課後児童クラブの運営に対し、 国の助成制度を活用するとともに小規模クラブを対象とする県独自の助成制度を設け、 設置と運営の両面から市町村の支援を行ってきております。
     指導員の処遇改善につきましては、 当面は待機児童の解消を目指してクラブの新設に重点的に取り組んでおりますため、 厳しい県の財政状況のもとでは新たな支援制度の創設は難しいと考えております。 しかしながら指導員の処遇はそのクラブの運営方針に負うところが大きいことから、 直営、 委託等とさまざまな運営形態のうち、 すぐれた取り組み事例の情報を提供することで処遇改善につながるよう市町村を誘導してまいりたいと考えております。
     また、 指導員の研修につきましては、 地域のニーズに対応した研修の実施により指導員の資質の向上に努めてまいりましたが、 今後ともその時々の課題や困難事例への対処方法など、 より専門性を高める内容を含め一層の充実を図ってまいります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp