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本会議会議録

答弁文書

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平成28年9月静岡県議会定例会

櫻町 宏毅 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/28/2016番目)
答 弁 者健康福祉部長


○健康福祉部長(山口重則君) 障害者が安全に安心して暮らせる社会の実現についてのうち、将来の自立に向けた支援についてお答えいたします。
 障害のある方が住みなれた地域で自立した生活を送るためには、ライフステージに応じて就労と生活の両面からのきめ細かな相談と支援を的確に行うことが重要であります。
 就労支援につきましては、県では平成二十二年五月に障害者働く幸せ創出センターを開設し障害のある方や企業からの相談に応じて障害者の雇用に関する情報提供や助言、希望する職場や職種の紹介などを行い障害のある方一人一人の特性に応じた就労の実現を図っております。また県立浜松学園では入所施設としての特徴を生かし保護者や本人が希望する就労がかなうように作業訓練と自活に必要な生活指導をあわせて行い、これまでに千三百人を超える方が就職されるなど障害のある方の自立に大きな役割を果たしております。
 生活支援につきましては、障害福祉計画に基づき市町と連携しながらグループホームの整備を着実に進め、重度の障害のある方も自宅を離れて自立して暮らせるように支援しております。また県内八カ所にある障害者就業・生活支援センターにおきましては就労支援に加え就職後も家庭を訪問して生活習慣を初め健康管理や金銭管理等の自己管理に関する助言を行うなど障害のある方が地域で自立した生活を送るための支援にも取り組んでおります。
 今後も県では、市町や福祉関係者と連携し障害のある方の自立した生活を支えるさまざまな福祉サービスの提供に努めてまいります。
 また、障害者自立支援協議会を活用いたしまして各地域の就労支援や相談支援体制の充実を図るなど、障害の有無にかかわらず誰もが幸せに安心して自立した生活を送ることができるふじのくにの実現を目指してまいります。
 次に、子供の居場所づくりについてであります。
 県では、静岡県子どもの貧困対策計画に基づき子供たちの地域での孤立を防ぎ生活の安定と自立を支援するため、生活に困窮している世帯などを対象に子供の居場所づくりを進めております。
 今年度は、ひとり親家庭の子供を対象に学習支援や調理実習と夕食の提供などを行う放課後の居場所事業を県内三カ所でモデル的に実施することとし、既に東部地域と西部地域の二カ所で開始いたしました。今後はその成果を市町に積極的に情報提供いたしまして、市町が主体となり子供たちを温かく見守るための居場所づくりを進めていくよう取り組んでまいります。
 また、平成二十二年度からは地域住民が主体となって子供から高齢者まで気軽にふれあえる居場所づくり事業をふじのくに型福祉サービスの一つとして行っております。ここでは、子供たちは高齢者と昔ながらの遊びや一緒に勉強をするなど気兼ねなく楽しく過ごしております。居場所は現在百カ所以上に広がっており一層の拡大を図ってまいります。
 今後も、市町や関係団体とも協力し、地域住民がつながり子供たちがほのぼのと安心できる自分の居場所をしっかり確保できるように積極的に取り組み、地域の宝として大切に育まれ夢と希望を持って健やかに成長していくことのできるふじのくにづくりを行ってまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp