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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年9月静岡県議会定例会

植田 徹 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:10/01/2020番目)
答 弁 者交通基盤部長


○議長(山田 誠君) 長繩交通基盤部長。
       (交通基盤部長 長繩知行君登壇)
○交通基盤部長(長繩知行君) 富士山の眺望を生かした田子の浦港のにぎわいづくりについてお答えいたします。
 県では田子の浦港におきまして、県東部地域の産業を支える重要な物流拠点としての機能の保全と強化を図るとともに、地域資源を生かした港のにぎわいづくりに取り組んでいるところであります。
 港湾緑地として整備したふじのくに田子の浦みなと公園では、海面から山頂までの高低差を最も間近で一望できる展望施設富士山ドラゴンタワーが平成三十年二月に完成し多くの人々が訪れております。今後のにぎわいづくりにつきましては、富士市が主体となり県も参画して平成三十年三月に策定された田子の浦港振興ビジョンにおきまして、富士山と駿河湾の眺望を活用することを基本方針に定めみなと公園の周辺において先行的に取り組むこととしております。具体的には地元が主催する田子の浦みなとマルシェや田子の浦漁協しらすまつりなどのイベントへの来客状況等を踏まえ、にぎわいの拠点をつなぐ臨港道路が富士山を眺めながら楽しく歩ける空間となるよう改良してまいります。
 県といたしましては、振興ビジョンに基づく施設整備に加え港越しに望む四季折々の富士山などの様々な魅力をSNSを活用して情報発信するなど富士市や観光関係者と連携してにぎわいづくりを推進してまいります。
 次に、富士地域における治水対策の推進についてであります。
 富士地域では、市街地における住宅の浸水被害が頻発したことから、平成十九年度に和田川、小潤井川、伝法沢川流域の豪雨災害対策アクションプランを策定し総合的な治水対策を推進してまいりました。近年の主要な成果である伝法沢川調整池は、平成二十六年の完成直後からこれまでに三十七回の洪水を貯留し過去に浸水被害が発生した豪雨と同規模の豪雨に対しまして大幅に被害を低減させる効果を発揮しているところであります。
 現在は小潤井川や江尾江川などにおきまして、河川整備計画に基づく改修工事や用地買収を進めているところであります。今後の改修には交通量の多い複数の橋梁の架け替えや住宅密集地に配慮した施工などが必要であり、相応の期間を要することが見込まれております。
 このため、浸水被害のリスクが高い河川を対象に気候変動による影響や地域の特性を踏まえた水災害対策プランを策定し関係機関と連携して流域全体で安全度の向上を図ってまいります。
 県といたしましては、ますます頻発化、激甚化する豪雨に対し富士地域における治水対策を着実に進め安全で安心なまちづくりに努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp