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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成26年2月静岡県議会定例会

落合 愼悟 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/03/2014番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 落合議員にお答えいたします。
 南海トラフ巨大地震に対応した災害医療体制の整備についてであります。
 南海トラフ巨大地震等の大規模災害に対しましては、これまでにも増して実効性のある取り組みを行っていくことが重要です。このため昨年十一月にDMAT受け入れ体制の確立を目的といたしまして、中部ブロック八県のDMAT四十三機関と二百四十四人の御参加によりまして、二日間にわたり大規模な実動訓練を実施したところでございます。
 この訓練では、新東名高速道路浜松サービスエリアを拠点とした参集訓練、災害拠点病院での活動拠点本部の設置運営訓練、病院支援訓練、航空自衛隊浜松基地における患者の広域搬送訓練などを行いまして、本県のDMAT調整本部等と県外DMAT等との連携強化を図ったところでございます。
 また、地域における災害医療体制の充実強化を図るため、先月被災地の医療関係者や医療支援の専門家などから成る災害医療ACT研究所から講師を招きまして、災害医療コーディネーターなど五十一人の参加を得まして、東日本大震災のさまざまな状況を再現しながら医療対策本部を運営する演習など臨場感のある研修会を開催いたしました。
 さらに、災害時における医療機関の情報通信体制や診療機能の強化を図るために災害拠点病院や救護病院などにおける衛星電話や人工呼吸器などの応急用資機材の整備に対する財政支援を行いまして、今年度中に必要な資機材の整備を完了させる予定です。
 加えて救護所につきましては、昨年五月に改定いたしました静岡県医療救護計画におきまして、その役割や必要となる備蓄資材等の設置運営指針をお示しいたしました。また九月補正予算で創設した緊急地震・津波対策交付金によりまして、各市町が進める整備について補助率のかさ上げなどの支援を図って充実をしているところでございます。
 県といたしましては、防ぎ得る災害死を一人でも多く減らすために引き続きこうした体制整備を進めるとともに、より実践的な訓練を積み重ねることによって、いつどんな災害が発生しても迅速に対応ができますように万全の準備を進めてまいります。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp