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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成28年2月静岡県議会定例会

大石 裕之 議員(無所属の会・責任世代)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/29/2016番目)
答 弁 者教育長


○教育長(木苗直秀君) 県立高等学校の新たな長期計画に対する取り組みについてお答えいたします。
 今後高校に入学する県内の中学校三年生の生徒の推移を見ますと、現在三万五千人いる生徒数が十年後の平成三十七年度には三万二千人を割り込むことが予想されており、県立高校の再編整備も含めた長期計画の検討が喫緊の課題となっております。既に生徒数の減少が著しく一学年二クラス規模を維持できない県立佐久間高校及び土肥高校につきましては、先行して当該地域の生徒の教育を受ける機会を保障しつつ平成二十九年度から両校を分校化するための条例改正を今議会にお諮りしているところであります。
 今後の長期計画では、生徒や地域社会のニーズに合わせた県立高校の魅力化や特色ある教育体系とこれを実現するための学校の配置や規模、校舎の老朽化の進展、実学の奨励に向けた産業教育施設の水準そして各自治体の地域づくりの意向などより多くの要素に配慮しながらこれまで以上に丁寧に検討する必要があると考えております。
 今後、教育委員会としましては有識者や教育関係者などを委員とする県立高校の次期長期計画を検討する専門委員会を立ち上げ、時代の要請に応え今後を担う有徳の人づくりを推進できる県立高校のあり方について検討を進めてまいります。
 次に、特別支援学校の空調設備の完備についてであります。
 特別支援学校の空調設備につきましては、肢体不自由等で体温調節が困難な重複障害の児童生徒に対して十分に配慮することを前提にこうした児童生徒が学んでいる全ての普通教室に設置しております。
 また、教育環境の充実、救護環境の改善等を図るため全ての特別支援学校において一定の基準に基づき自立活動室、パソコン教室、食堂及び保健室等の管理諸室に空調設備を設置しているところであります。しかしながら昨今の夏の気象状況や生徒数の増加による普通教室の状況等さまざまな環境の変化に加え、知的障害で温度変化への対応がうまくできない児童生徒や汗などの水分を嫌う人工内耳を使用している聴覚障害の児童生徒など温度変化に対処することが困難な児童生徒の状況も多様化してきております。
 このため、施設の使用状況や実情等を十分に考慮した上で空調設備の整備計画の策定について検討を進め、子供たちがより安心して学ぶことができるよう教育環境の向上に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp