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本会議会議録

答弁文書

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平成24年2月静岡県議会定例会

池谷 晴一 議員(民主党・ふじのくに県議団)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/29/2012番目)
答 弁 者交通基盤部長


    ○議長(植田 徹君) 森山交通基盤部長。
           (交通基盤部長 森山誠二君登壇)
    ○交通基盤部長(森山誠二君) 都市計画の見直しと内陸フロンティアの推進についてお答えいたします。
     近年、都市計画につきましては、人口減少や超高齢化社会を迎え、都市の既存ストックを有効活用しつつさまざまな都市機能がコンパクトに集積した都市構造の実現や、東日本大震災を受け災害に強い地域づくりの推進などが求められております。
     一方、新東名高速道路周辺地域は、広域交通網へのアクセスの容易性や津波災害を受けにくいという内陸部の特性から、流通産業など企業の拠点形成、沿岸部の工場等の移転の受け皿、観光や農林業の振興など内陸フロンティアとして多様な可能性を有しており、有効に活用すべき地域であります。
     その際、こうした地域の土地利用に当たりましては、無秩序な市街地の拡大を防ぐため周辺の土地利用との調整を十分図るとともに、他方では既成市街地の活力低下を招くことがないよう引き続き都市基盤の整備を行いながら、地域の特性を生かして計画的に進めることが必要と考えております。
     県といたしましては、来年度都市計画区域マスタープランの策定方針を取りまとめることとしており、こうした取り組みなどによりまして、既成市街地の活性化にも配慮しつつ内陸フロンティアに向けた計画的な土地利用を推進してまいります。
     次に、富士山に係る諸課題についてのうち、マイカー規制についてであります。
     富士山登山口におきましては、週末を中心に交通渋滞が発生していることから、平成六年度よりマイカー規制を実施しているところであります。近年の登山ブームや世界文化遺産登録に向けた機運の高まりもあって、富士山への来訪者が増加してきていることから、今年度初めて乗りかえ駐車場を有料といたしました。また富士宮口、須走口の両登山口の規制期間を統一し、規制日数につきましても二十六日間に拡大して実施いたしました。
     この結果、五合目の登山口に至る四百台以上の路上駐車の発生日数を見た場合、昨年度に比べまして、富士宮口では八日間から三日間に、須走口では四日間から一日へと渋滞が大幅に改善されました。また乗りかえ駐車場の有料化につきましても、九割の利用者から理解を得ることができました。
     一方、今年度規制期間外でありました八月初めからお盆までの平日におきましては、依然として渋滞が見られたことから、来年度につきましては山梨県とも連携しこの期間を含め規制日数を三十四日間に拡大し実施してまいります。
     県といたしましては、富士宮口と須走口のそれぞれの登山口ごとに設置している協議会におきまして、合意形成を図りながらマイカー規制の強化に取り組み、来訪者の安全と快適性を確保するとともに、世界文化遺産登録に向け富士山周辺環境の保全に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp