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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年2月静岡県議会定例会

遠藤 行洋 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/01/2018番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 遠藤議員にお答えいたします。
 いつお聞きしてもめり張りのきいたいいお声で、記録に残らないのを残念に思います。
 さて、富士山についてのうち、自然環境保全と後世への継承についてであります。
 世界遺産富士山の豊かな自然環境や美しい景観、歴史、文化を守り育み、その恵みを後世に引き継ぐことが重要です。このことから本県では富士山の保存、活用の基本方針、方法などを定めた富士山包括的保存管理計画に基づきまして静岡県行動計画として具体化した事業を全庁を挙げて取り組んでいるところであります。
 自然環境の保全につきましては、ボランティアと協働した清掃活動や登山ガイドブックの配布、外来植物の除去活動など富士山憲章に基づく環境負荷の軽減、環境保全意識の高揚、生物多様性の確保に向けた取り組みを着実に行っているところであります。
 一方、外国人登山者が深夜に集団で騒ぎ、たき火、野宿を行い大量のごみを放置するなどの新たな問題が発生しております。来年度は県内三つの登山口におきましてごみの持ち帰りを多言語等で記載した袋を手渡し登山マナーの向上を呼びかけるなど、富士山の自然環境保全対策を強化いたします。
 また、富士山―信仰の対象と芸術の源泉というのが世界文化遺産としての正式の登録名でございますけれども、富士山―信仰の対象と芸術の源泉として後世に守り伝えていくための拠点施設でございますのが静岡県富士山世界遺産センターでございます。
 昨年十二月二十三日に開館いたしまして、二カ月を迎える前日に十万人を超えました。そしてそれから三日たって、二月二十五日には十一万人を超えたということでございます。おかげさまで多くの方々にお越しいただいているところであります。県ではこのセンターを軸にいたしまして国内外の多くの皆様に歴史、文化、自然などを多角的に紹介するとともに、富士山の総合的、学術的、国際的な研究を行いその成果を発信してまいります。
 さらに、実際に山麓の構成資産を訪れていただき構成資産相互の歴史的つながりを知っていただくことで富士山の価値について理解を深めていただけますように、山麓の構成資産をめぐるモデルコースを広く情報提供し周遊を促進してまいります。
 富士山が世界文化遺産として登録され間もなく五年となります。本県といたしましては日本の国土の象徴でございます富士山が、国内外の多くの皆様に愛され富士山が末長く後世に継承されますよう引き続き国、山梨県、関係市町、地元の皆様方と連携をいたしまして富士山の適切な保存管理に万全を期してまいります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長及び教育長から御答弁を申し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp