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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年9月静岡県議会定例会

赤堀 慎吾 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/29/2023番目)
答 弁 者交通基盤部長


○議長(中沢公彦君) 勝又交通基盤部長。
○交通基盤部長(勝又泰宏君) 菊川水系における水害対策についてお答えいたします。
 菊川水系は二十五河川、延長約百二十二キロメートルが一級河川に指定されており、このうち県は支川や菊川本川の上流部など延長約八十五キロメートルを管理しております。この県管理区間では河川整備計画に基づき西方川、稲荷部川、亀惣川における川幅の拡大などの河川改修やその他の河川におけるしゅんせつなどの治水対策を実施してまいりました。
 近年の激甚化、頻発化する水害に対し、菊川水系では令和二年七月に国や県、関係市による菊川流域治水協議会を設置し、令和三年三月に流域治水対策の全体像を示す菊川水系流域治水プロジェクトを策定いたしました。今後ともこの計画に基づき各河川の特性に応じた河川改修、落差工や堰の改築、水田貯留などの対策を協議会において進捗管理を行いながら流域の関係者が連携して実施してまいります。
 また、市街化が進み内水被害が頻発している黒沢川流域につきましては、早期の浸水被害軽減のため雨水貯留浸透施設などの整備の加速化や土地利用規制が可能となる特定都市河川の令和六年度の指定を目指し国、県、菊川市による調整を進めてまいります。
 県といたしましては、菊川水系における浸水被害の軽減に向け流域治水の考え方に基づくハードとソフトの対策を国や関係市と連携して進めることにより、水害に強い地域づくりに努めてまいります。
 次に、県管理河川における堤防の草刈りについてであります。
 県では、安全な河川施設や良好な水辺空間を保持するため河川の除草を実施しております。しかし除草の対象面積は約三百六十万平方キロメートルと広大であるため、地域の自治会などの御協力を頂いており、こうした活動には心から感謝しているところであります。
 県では、従来から肩掛式草刈機で行われていた除草作業を軽減するため、新たに大型のリモコン式草刈機を昨年度から導入し除草作業の効率化を進めております。さらに堤防の強化のために行う堤防天端の舗装などにより除草対象面積を減らすことにも取り組んでいるところです。また地域の自治会などによる河川除草等の活動はリバーフレンドシップ制度により支援しております。豪雨が激甚化する中、河川の重要性に目を向ける機会となる地域活動は河川愛護だけでなく住民の水防災意識の向上にもつながるものと期待しております。
 このため、県ではより効率的な河川除草への改善や工夫を続けることはもとより予算確保に努めてまいります。また地域活動での負担を軽減するよう、議員御指摘の危険が伴い多大な労力を要する箇所の県による直接実施やリモコン式草刈機の活動団体への貸出しなどにより地域活動が継続していくよう支援してまいります。
 県といたしましては、引き続き河川における地域活動との協働を通して地域に愛される河川の良好な維持と地域防災力の向上ができるよう取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp