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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成13年2月静岡県議会定例会

岡本 護 議員(平成21)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:03/02/2001番目)
答 弁 者警察本部長


    ○副議長 (芦川清司君)  知念警察本部長。
            (警察本部長 知念良博君登壇)
    ○警察本部長 (知念良博君)  児童虐待及びドメスチック・バイオレンスへの対応についてお答えいたします。
     議員御指摘のとおり、 近年、 児童虐待、 ドメスチック・バイオレンスを中心とする家庭内暴力は、 全国的にもふえていると承知しているところであります。 県内におきましても、 昨年六月には、 離婚後五歳の双子姉妹を引き取った父親が子供に殴るけるなどの暴行を加えて虐待死させた事件だとか、 つい最近では、 妻に灯油をかけてライターで火をつけるという家庭内暴力事件が発生したところであり、 全国と同じように増加傾向にあると見ているところであります。
     こうした児童虐待や家庭内暴力に関する相談に対応するため、 県警察では、 昨年六月一日付で、 女性や子供などに対する危害防止の観点から、 ストーカー、 家庭内暴力、 児童虐待等一定の相談事案を生活安全相談と位置づけ、 相談の受理及び具体的な対応処理に当たる体制を整備し、 さらに八月には生活安全対策室を設置し、 県民からの相談に真摯に取り組んでいるところであります。
     この結果、 昨年六月以降本年一月末までの八カ月間に、 児童虐待は四十四件、 家庭内暴力は三百四十四件の相談を受理しまして、 被害者への必要な支援、 保護対策を講じているところであります。 また、 この種事案のうち、 程度を超えたものへの対応につきましては、 積極的に検討し、 事件化すべきものについてはしかるべく厳しく措置するという方針で臨んでいるところであります。 昨年一月から本年一月末までに、 児童虐待で十三人、 家庭内暴力で四十四人を傷害罪などで検挙しているところであります。
     この種事案は、 一つ一つの事案の内容は違いますし、 複雑な人間模様がありますし、 また、 被害者が生活基盤を行為者に依存しているなど特別な関係にあるため、 警察への被害届けをためらい、 被害が潜在化して、 暴力や虐待が継続的に行われる傾向にありますが、 県警察といたしましては、 引き続き適切な相談業務による事案の早期発見、 被害者の立場に立った防犯指導や行為者に対する警告、 積極的な事件化と被害者の隔離保護を対応の基本として、 また、 総合行政の視点から、 児童相談所、 健康福祉センターなどの関係機関、 団体と緊密に連携しながら、 一層積極かつ真摯な対応をしていきたいと考えているところであります。
    ○副議長 (芦川清司君)  これで岡本護君の質問は終わりました。
     議事の都合により、 十分間休憩します。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp