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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年2月静岡県議会定例会

遠藤 行洋 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/01/2018番目)
答 弁 者危機管理部長


○危機管理部長(杉保聡正君) 富士山についてのうち、火山防災対策についてお答えいたします。
 火山の防災対策において、想定される火口範囲を適切に設定することは噴火の影響範囲の推定やそれに基づくハザードマップの作成、さらには避難計画の策定のために非常に重要であります。本年一月に噴火した草津白根山では過去二百年程度の噴火の記録から火口範囲を想定しており、今回噴火した場所は約三千年前の噴火であったため想定火口範囲に含まれていませんでした。
 一方、富士山につきましては、国、関係自治体と学識経験者が参加した富士山ハザードマップ検討委員会において想定火口範囲が決定されました。これは約三千二百年前から現在に至るまでの山頂や山腹で噴火した火口を網羅し、未確認の火口がある可能性も考慮してそれぞれの火口周辺一キロメートルまでを想定火口範囲としたものです。この想定火口範囲に基づき溶岩流、火砕流、噴石、降灰等の火山現象のハザードマップを作成しております。県ではこのハザードマップに基づき避難計画を策定するとともに、噴火時の避難ルートマップの作成や登山届専用アプリの普及、情報伝達訓練の実施など住民や登山者等の安全確保対策を進めてきたところであります。
 県といたしましては、今後も火口範囲などについての最新の科学的知見を取り入れハザードマップの見直しを行うなど、富士山の火山防災対策の実効性を向上させることにより住民等の安全・安心の確保に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp