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本会議会議録

答弁文書

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令和4年12月静岡県議会定例会

天野 一 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/12/2022番目)
答 弁 者交通基盤部長


○交通基盤部長(太田博文君) 台風十五号被害に伴う巴川流域の今後の整備についてお答えいたします。
 巴川流域では、昭和四十九年の七夕豪雨を契機に静岡市と連携して長年にわたって流域治水の先駆けとも言える総合治水対策に取り組んでおり、この中で県では麻機遊水地の整備や大谷川放水路の建設などを進めてまいりました。今回の豪雨におきましても、上流部に位置する麻機遊水地は約百三十八ヘクタールの区域に東京ドーム約二杯分に相当する二百六十四万立方メートルの洪水をため、大谷川放水路は中流部から洪水を駿河湾へ放流させて流域の浸水被害の軽減に一定の効果を発現しました。しかしながら、河川の能力をはるかに上回り七夕豪雨に匹敵する豪雨は主に市街化が進んだ低地部の住宅などに大きな浸水被害をもたらしました。
 こうしたことから、頻発化、激甚化する豪雨へ対応するため麻機遊水地の拡大整備や巴川本川の河道掘削を着実に進めるとともに、市が進める雨水排水事業やまちづくりと一体となった流域治水を一層推進してまいります。現在浸水エリアごとに水害特性を踏まえた浸水要因を分析しており、今後実施する河川施設等の再点検の結果と併せて具体的な対策を市と連携して講じてまいります。
 また、麻機遊水地の整備につきましては掘削方法を工夫し段階的な効果発現を目指すとともに、周辺に位置する医療や福祉施設の関係者をはじめ多くの県民の皆様が利用している緑地であることから巴川流域の治水に関する情報発信や環境学習などの場として活用される水辺空間としてさらなる魅力向上に努めてまいります。
 県といたしましては、引き続き市と連携しながら総合治水対策を推進し流域治水につなげていくとともに、人々に愛される良好な河川空間の創出により安全・安心で快適な地域づくりを進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp