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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年2月静岡県議会定例会

杉山 盛雄 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/04/2020番目)
答 弁 者副知事


○議長(鈴木利幸君) 吉林副知事。
       (副知事 吉林章仁君登壇)
○副知事(吉林章仁君) 人工内耳装用後の聴覚活用についてお答えいたします。
 県では乳幼児聴覚支援センターを県立総合病院内に設置し、市町や医療機関などと連携をしながら新生児聴覚スクリーニング検査から診断後の療育まで全国トップレベルの難聴児支援に取り組んでおります。
 昨年三月にスタートいたしました国の難聴児の早期支援に向けた保健・医療・福祉・教育の連携プロジェクトにおきましては本県を参考とした新たな施策が示され、引き続き本県が全国に先駆けて取り組みを進めていくことを期待されているものというふうに認識をしております。
 現在県内では全ての分娩取り扱い機関で新生児聴覚スクリーニング検査が可能となっておりますが、検査機器や検査手法の違いにより聴覚障害の発見率に差が生じております。このため来年度はより精度の高い検査機器を整備するための助成制度を創設いたしまして、全ての機関におきまして同一精度の検査を受けることができる環境を整えてまいります。
 また、人工内耳を装着した難聴児がより効果的に音声言語を獲得するためには装着後の専門的な療育支援が必要であります。このため現在県立総合病院内で実施をしておりますゼロ歳児から三歳児を対象とした、きこえを育む親子教室を今後は県内各地で開催をいたします。さらに市町が行います乳幼児相談や言葉の教室などの開催に合わせまして、言語聴覚士によります巡回指導を実施し保健師等関係者の対応力の向上を図ってまいります。
 このほか学校教育との連携を強化し、聴覚特別支援学校で行っております乳幼児を対象とした教育相談などにおきましても指導者が人工内耳を装着した子供に対し適切な対応ができますよう、言語聴覚士の派遣によります助言や研修会などを通じて療育支援を充実してまいります。こうした体制の整備に欠かせない専門人材につきましては、令和三年度に開学を目指しております社会健康医学大学院大学におきまして難聴児支援の専門科目を設けて育成をしてまいります。
 県といたしましては、市町及び関係機関と一体となりまして難聴児支援の先進県としての取り組みを充実し、全ての子供が希望を持って暮らせるふじのくにづくりに取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp