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本会議会議録

答弁文書

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令和4年9月静岡県議会定例会

植田 徹 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:10/03/2022番目)
答 弁 者健康福祉部長


○健康福祉部長(八木敏裕君) 健康寿命延伸に向けたシニアクラブの活性化についてお答えいたします。
 健康、友愛、奉仕の活動を進めるシニアクラブは地域福祉の担い手として大変重要な役割を果たしており、県ではその活性化に向けて活動の場の拡大とともにシニアクラブ活動に対する県民の皆様の理解を促進しております。
 活動の場の拡大につきましては、市町との協働により壮年熟期の方の社会参加を支援するふじのくに壮年熟期活躍プロジェクトにおいて生活支援ボランティア等へのシニアクラブの参加を促進するほか、シニアクラブが行う昔遊びや文化の伝承を通じた子供たちとの世代間交流活動に助成し活動を支援しております。また地域の交流の拠点である通いの場においてLINEの使い方講座を開催するなどICTを活用した新しい生活様式への対応を支援をしております。
 県民の理解促進につきましては、シニアクラブ静岡県との協働によりホームページ等で活動事例を紹介するほか地域文化の次世代への伝承や芸能・文化活動に取り組む県内のシニアクラブが一堂に会しその成果を披露する機会を設けるなど活動の周知に取り組んでおります。なお今後は特徴的なシニアクラブの活動や会員増加の取組などについて広く情報発信するとともに、市町や社会福祉協議会等も交えてシニアクラブの皆様と定期的に意見交換を行い時代に合ったクラブの在り方について検討を進めてまいります。
 県といたしましては、高齢者が元気に生きがいを感じながら暮らすことのできる社会の実現に向けて市町や関係団体と連携を図りながらシニアクラブの活性化を支援してまいります。
 次に、高齢者の犬・猫飼育についてであります。
 高齢の方に限らず犬や猫等のペットを飼育することは人にとって身体的、精神的効果のほか人的交流を広げる等の社会的効果が明らかにされております。一方で自身の不測の事態に備えペットが生涯安心して暮らせる環境を準備することも飼い主の主要な責務であります。
 このため、県では高齢の飼い主に対してペットの世話が困難になった場合には老いた犬や猫を預かるサービスの紹介やポッチとニャンチの愛の伝言板の名称で市町の庁舎に設置されている飼い主探しの伝言板の周知と幅広いネットワークを持つ動物愛護ボランティアとの橋渡しを行ってまいりました。さらに今年度からは市町の福祉部門等と連携して高齢の飼い主を見守り、飼育困難になる前に相談できる窓口を明確化し問題の発生を未然に防止することとしております。
 一方で施設に入居する高齢の方には動物ふれあい訪問活動を通じて入居者への癒やしの提供や生活の質の向上を図ってまいりました。さらに今後富士市に整備を予定している仮称動物愛護センターにおいては高齢の方が動物とふれあう場や若い動物愛護ボランティアと交流する機会を提供するとともに、長年飼育経験のある高齢の方には自宅で預かりボランティアとして参加していただくなど生きがいづくりに取り組んでまいります。
 今後も、高齢の方をはじめとする県民全体で動物愛護の意識を一層高め動物の命を大切にする環境をつくり犬猫の殺処分ゼロを目指してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp