• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年12月静岡県議会定例会

大石 哲司 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/11/2019番目)
答 弁 者農林水産担当部長


○農林水産担当部長(志村信明君) 誰一人取り残さない社会の実現についてのうち、農業と福祉の連携についてお答えいたします。
 農業と福祉の連携は両分野の課題解決に寄与できる重要な取り組みと認識しておりますが、現状では農業経営体が障害のある方に働きやすい作業環境や作業内容を十分には提供できていないこともあり、県内全域に広がっていない状況にあります。
 県は、これまで農業経営体等に対しましてNPO法人しずおかユニバーサル園芸ネットワークと協働してユニバーサル園芸を啓発普及する中で、障害者雇用に係る優良事例の発信や雇用方法等についての研修会を継続開催してまいりました。これにより障害者雇用についての理解は進んできていると考えておりますが、それぞれ事情が異なる中でお互いにどのような依頼をしたらいいのかわからず個別の雇用につながりにくいという課題がありました。
 そこで、平成二十九年度から障害のある方の雇用を希望する農業経営体に専門家を派遣し、障害特性に応じた作業方法のアドバイスを行うなどの個別支援を開始いたしました。この取り組みにより県内の農業経営体で働く障害のある方は、平成二十八年度の百十三人から二年後の平成三十年度は百八十四人まで増加しております。
 一方、平成三十年度に国が実施した農福連携に係る実態調査によりますと、農業と福祉のお互いの分野に関する知識、情報の不足やその知識を持った指導者の不足等が課題に挙げられており、これらに対する体制づくりも必要と考えております。このため県内に農業と福祉それぞれの情報を一元化する窓口を設置しマッチング機会の増加を図るとともに、国が実施する研修などを活用し農業と福祉の両方の知識を持って現場で指導できる専門家の育成に取り組んでまいりたいと考えております。
 県といたしましては、今後とも農業者と障害のある方のマッチングの強化と両者の事情に精通した人材の育成に取り組み、きめ細かな農福連携の支援に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp