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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年2月静岡県議会定例会

鈴木 洋佑 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/02/2018番目)
答 弁 者副知事


○副知事(吉林章仁君) 認知症に優しい地域づくりについてお答えいたします。
 認知症に優しい地域づくりを推進するためには、認知症は誰もがなり得る病気であることを一人一人が理解し、その治療や対処の仕方について正しい知識を持つことや地域で認知症の方を支える体制を整備していくことが重要であります。
 県では、認知症サポーターの養成や介護マークの普及に加えまして家族会や医師会と連携して認知症を知っていただくための活動や講演会などを積極的に行い県民の皆様の正しい理解を深め、認知症の方に寄り添った治療や対処の仕方についての周知に取り組んでまいりました。来年度は認知症の御本人が集う全国大会、日本認知症本人ワーキンググループ全国の集いを本県で開催し県民の皆様の一層の理解促進を図ることとしております。
 認知症の方を支える体制づくりにつきましては、地域における交流の推進と医療提供体制の確保が必要となります。交流を推進する取り組みといたしましては、認知症の方が地域の方々と触れ合うように認知症の方や御家族が気軽に立ち寄り交流ができる認知症カフェの設置を支援しております。また認知症の方とかかりつけ医や介護の専門職との間で情報を共有するふじのくにささえあい手帳、これを活用いたしまして適切な医療や介護を身近な地域において、いつでもどこでも誰もが受けられるようにしております。
 医療提供体制を確保する取り組みといたしましては、県内に認知症疾患医療センターを十五カ所指定をいたしまして専門医療相談に応じております。さらにかかりつけ医への助言を行う認知症サポート医や地域包括支援センターなどの関係者と連携を強化するための研修会や連絡会を開催いたしまして、切れ目のない支援体制の構築に努めているところであります。
 今後は、本県独自の新たな取り組みといたしまして認知症疾患医療センターが認知症サポート医や地域包括支援センター等と連携し認知症のおそれがある方や御家族のところに出向き、相談や予防に関する指導助言を行うなどきめ細かな対応を図ることによりまして認知症の早期発見、早期対応につなげる活動に取り組んでまいります。
 県といたしましては、認知症の方が住みなれた地域で安心して暮らし続けることができる体制の整備を地域包括ケアシステムの中にしっかりと位置づけまして、認知症の方とその御家族を地域全体で温かく見守り支援する認知症に優しい地域づくりを全力で進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp