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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年12月静岡県議会定例会

阿部 卓也 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/12/2017番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 阿部議員におかれましては、このたびの自治功労者表彰おめでとうございました。
 お風邪を召されてしわがれ声ですがメッセージは明確に伝わりました。一日も早い御回復を祈ります。
 実にたくさんの御提言をいただきました。一つ一つ検討したいと存じますけれども、差し当たり働き方改革と組織強化のイノベーションについてお答えをいたします。
 最適な組織経営や人材の活性化のためには、職員一人一人が個性や能力を発揮できる職場環境づくりなどの働き方改革と幅広い視野、先見性、創造性を備えた人材の確保と育成が重要です。
 働き方改革につきましては、ことしの初めになりますが一月四日――仕事始めの日であります――私と幹部職員によりイクボス宣言を行いました。全ての職員が仕事には働きがいを、生活には生きがいが感じられるようにワーク・ライフ・バランスを推進することを内容とするものです。これを受けて立ち上げたのが吉林副知事をリーダーとするイクボス会議でございます。このイクボス会議による部局横断的な取り組みに加えまして、新しい取り組みといたしまして時間や場所を柔軟に選択できる時差勤務の導入、サテライトオフィスの開設、また事務事業の見直しによる時間外勤務の縮減などに取り組んでまいりました。
 来年度は、働き方改革を推進する専任チームの設置を検討しております。ICTの活用によるテレワークやフレックスタイム制の導入など、多様な働き方の実現に向けた取り組みを全庁を挙げて集中的に進めてまいります。また新たな総合計画に掲げる政策の推進とそれを裏づける財政運営の連携をさらに深め、限られた資源で最大の効果を生み出す組織づくりを進めて美しいふじのくにづくりに向けた施策を迅速かつ効果的に展開してまいる所存であります。
 社会経済環境が大きく変化する中で、行政に対するニーズは一層高度化、多様化しています。こうした情勢に対応するために必要となる人材につきましては、職員を国の機関や民間企業等の最前線へ積極的に派遣しております。県の業務の中では得ることのできない幅広い視野、経営感覚、コスト意識を習得させているところであります。さらに防災、金融、情報等の職務経験者の採用や専門分野の研究を行う任期付職員の採用によりまして危機管理、産業振興などさまざまな分野に配置しているところであります。
 国の職員の受け入れにつきましては、県におきましては本県の行政課題に的確に対応できる高い専門性を有するとともにこの経験を国の施策へとフィードバックできる人材であることが必要です。また国におきましても、現場感覚を肌で感じ施策を地域のフィールドで実践していくため本県への派遣を提案されることがあります。このように互いにウイン・ウインの関係となることが重要であり、必要に応じて対応してまいります。
 議員の言われる、多様性がイノベーションの源泉であるということは賛成です。今後ともさまざまな手法により多様な、そして優秀な人材を確保、育成に努めます。また時間がイノベーションの資源であるというのもそのとおりだと思います。同じ一時間でも、のんべんだらりと過ごすのとモチベーションを持って過ごすのでは全く仕事の効果が違うわけであります。
 働き方改革を強力に推進することで、職員のモチベーションを通して組織全体の生産性を向上させ、日本一働きがいのある働きたい県庁の実現を目指し組織体制の強化を図ってまいる所存であります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部長及び教育長から御答弁を申し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp