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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年6月静岡県議会定例会

勝俣 昇 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/27/2019番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 勝俣議員におかれましては、公僕御出身らしく身だしなみをきちんとお整えになりまして、地元に立脚し、また地元に密着した数々の御質問をいただきましてありがとうございました。私、御答弁申し上げる服装はかなりラフに見えるのではないかと思いますが、これはこの議場で認められている正装であります。皆様方がお召しになっているワイシャツと違いますのは、ここに扇子が入るようにつくられているということでございます。このようにして涼をとると。かなり品を崩さずにできるということで、この扇子を使ってセンスを上げるということで、これは西部のほうでつくられておりますけれども御殿場の有名なアウトレットで販売されているのかどうか気になるところでございます。
 さて、勝俣議員にお答え申し上げます。
 生活困窮者に対する食料支援についてであります。
 議員におかれましては、御殿場でコシヒカリをみずから栽培されているとのことであります。静岡県には食材が四百三十九あります。そのうち三百三十九が農作物でありまして、「ごてんばこしひかり」はそのような農作物の中で農業芸術品  農芸品の一つであります。これをみずからつくり、みずから食することはまことにもって幸せと思います。
 一方、世界には十億を超える方たちがその日の食にも困る、飢餓状態の方たちがいます。国連のSDGsの十七の目標の中には飢餓と貧困を克服するということがうたわれております。この飽食の日本におきましても日々の食費を捻出することにも苦労されている方がいらっしゃる。そうした中でフードバンク活動というのがございまして、これは企業や家庭等から提供を受けた食料を生活困窮などで必要とする人々に配分するボランティア活動であります。
 ことし五月に食品ロス削減の推進に関する法律が公布されました。そこには食品ロスの削減と分かち合いや助け合いの心をつなぐ重要な活動ということがうたわれております。県内では早くも平成二十六年五月に、NPO法人フードバンクふじのくにが設立されております。幅広い分野の団体が協力をされておりまして、初年度、平成二十六年度に約十四トンであった取扱量は五年後の平成三十年度には約六十トンに拡大しております。また一般の家庭で余った食料の寄贈を受け付けるフードドライブは県内二百三十一拠点で実施されております。
 県では、生活に困窮する方々への相談事業等を実施いたしておりまして、食料の提供が必要と判断された場合に速やかに提供できるようフードバンクにつなげてまいります。また健康福祉部、経済産業部、くらし・環境部及び危機管理部が県庁内の部局横断的な連絡会議を設置いたしまして、フードバンク関係者との意見交換会を実施するなど連携を図っているところであります。私も毎年定期的にフードバンク関係者との意見交換会に参加しております。現場の皆様の生の声を伺っておりまして、地に足がついたよい事業だと感じております。
 フードバンクでは、各市町の社会福祉協議会と協力して支援食料の配布先登録や配布活動を行っております。昨年八月、意見交換会で御要請を受けました。そこでフードバンク活動の新たな拠点として静岡県総合社会福祉会館の一部を提供することといたしまして、今年度中を目途に入居する運びとなりました。喜んでいただいております。静岡県総合社会福祉会館には市町の社会福祉協議会を統括する静岡県社会福祉協議会を初め多くの社会福祉関係団体が入居しておりまして、関係機関との一層の連携強化や支援活動の円滑化につながることが期待されます。
 県といたしましては、これからも経済的に困窮されている家庭に寄り添いながら希望や自立につながるセーフティーネットの構築に努めてまいります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長及び教育長から御答弁を差し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp