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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年9月静岡県議会定例会

阿部 卓也 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/21/2018番目)
答 弁 者副知事


○副知事(難波喬司君) 災害対策の一層の充実についてのうち、農業用施設の風水害対策についてお答えをいたします。
 近年、激甚化する気象災害から農業用ため池や園芸用施設などの農業用施設を守り、地域農業が健全に発展するよう風水害対策を講じていくことは喫緊の課題と認識しております。農業用ため池に対しましては、これまで地震・津波対策アクションプログラム二〇一三に基づく耐震対策とあわせて豪雨時の洪水流入に対し安全に流下させるための洪水吐の改修などを進めてまいりました。
 しかしながら、九州北部や西日本の豪雨では上流からの土石流や流木に起因した洪水吐の閉塞による決壊という新たな課題が顕在化したことから、県内全てのため池を対象に土石流発生などの周辺の危険要因を調査しため池の決壊防止に向けた対策強化を進めるための経費を九月補正予算案に計上し本議会でお諮りしているところであります。
 あわせて、地域住民の皆様が自主的避難をする際の判断に役立てていただくため、降雨時でのリアルタイムの雨量や水位情報を把握する監視・管理体制システムの導入と情報連絡体制の構築に向けて現在浜松市と牧之原市のため池において実証試験中であり、これらの成果を踏まえ全県への普及を検討してまいります。
 また、気象災害に強い園芸用施設の導入につきましては、風速五十メートル程度の強風に耐え得る低コスト耐候性ハウスの普及を進めており、これまで九経営体が約十万平方メートルで導入をしております。さらに本年度は新たに創設した園芸用施設の県単独の助成制度も活用し気象災害に強い施設整備の普及拡大に努めてまいります。
 県といたしましては、こうした取り組みを通じ農業者や市町などの関係機関と一体となって災害対策の一層の充実を図るとともに、持続的な地域農業の振興に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp