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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年6月静岡県議会定例会

大石 健司 議員(無所属)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/25/2019番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 大石健司議員におかれましては、令和元年六月の議会において見事な初陣を果たされまして亡き御尊父の胸中を思いますと御同慶の至りであります。亡き御尊父とは十年前には厳しい論敵同士でありました。しかし亡くなられる前には御自宅に上がって親しく話をするなど互いに敬愛し合う関係でございました。立派な御尊父をモデルにして御尊父にまさるとも劣らぬ立派な御活躍をされますように御期待申し上げます。
 大石健司議員にお答えいたします。
 全県的な観光地域づくりについてであります。
 観光は平和でないと成り立ちません。それゆえ観光というのは平和づくりでもあるというそういう認識を持っております。間近に迫ったラグビーワールドカップ二〇一九や東京二〇二〇オリンピック・パラリンピックの開催を契機に多くの方々の来訪が期待される中、全県的に魅力ある観光地域づくりを進めることが重要です。
 近年の旅行形態は、その地域に暮らす人々や営みに触れるいわゆるコト消費へと変化しておりますことから、地域みずからが地域の魅力に気づき旅行者のニーズに即した旅行商品を提供する必要が出てまいりました。
 このため、県は静岡ツーリズムビューローや地域のDMO等と連携をいたしまして各地域の方々が産業、歴史、生活文化、暮らしそのものが観光資源となることに気づいていただけるようにフォーラムや研修会を開催し地域の観光人材の育成に努めているところであります。昨年十一月には議員の地元である牧之原市民と御前崎市民の皆様を対象に、ラグビーワールドカップや御前崎港への客船誘致などを契機としたインバウンド誘客についての研修会を開催したところでございます。
 さらに、静岡デスティネーションキャンペーンにおきましては県内各地のDMO等が中心となりまして地域独自の旅行商品を企画販売したところ、ゴールデンウイーク中の主な観光施設の入り込み客数が前年比一八%を超える増加が図られるなど成果があらわれております。榛南地域では、田沼意次をテーマにした旅行商品あるいは武田、徳川の攻防の地であった小山城跡をめぐる企画商品を販売したところ多くの方々でにぎわい大盛況だったと伺っております。こうした取り組みなどを通じて、中部エリアの地域連携DMO  するが企画観光局や市町、観光事業者などが連携した新たな商品を企画する主体的取り組みが活発化しつつあります。今後これを拡充することでより一層地域の魅力が向上するものと考えております。
 また、議員御指摘のとおりJR沿線ではない地域などでは二次交通の整備も重要な課題です。伊豆地域では、交通事業者と連携したフリー切符の販売やレンタサイクルの活用、観光型MaaS  モビリティ・アズ・ア・サービスというのの通称ですが  観光型MaaSの実証実験が開始されるなど創意工夫に努めており、こうした先進的取り組みを他地域にも共有していただきまして横展開を図っていこうと思っております。
 県といたしましては、地域への愛着や誇りを持ってみずから魅力を高めようとするこうした皆様方の取り組みを支援することで、県内全域にわたる交流人口の拡大、地域経済の活性化を図り「住んでよし 訪れてよし」の好循環を生む持続可能な観光地域づくりを進めてまいります。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp