本会議会議録
答弁文書
令和3年2月静岡県議会定例会
飯田 末夫 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁
(質問日:03/01/2021番目)
答 弁 者 | : | 警察本部長 |
○副議長(良知淳行君) 山本警察本部長。
○警察本部長(山本和毅君) 浜松市の諸課題についてのうち、人身事故件数ワーストワン脱出に向けた取組についてお答えをいたします。
浜松市における令和二年中の人身事故件数は五千五百七十件で平成二十四年以降継続して減少しておりますが、議員御指摘のとおり人口十万人当たりの件数では全国の政令指定都市の中で最も多くなっております。
浜松市内で発生しました交通事故の類型や発生時間などの状況を県全体と比較してみましても、際立った特徴は認められません。しかしながら浜松市は全国の政令指定都市の中でも人口当たりの自動車保有台数や運転免許保有率がいずれも最も高いことなどから、市民生活における自動車への依存度が高く交通事故の多発につながっているものと考えられるところであります。
このため県警察では、改めて交通事故の発生状況を詳しく分析した上で悪質な交通違反に対する交通指導取締りはもとより、パトカーや白バイによる幹線道路におけるレッドパトロールを集中的に行うことによりまして、ドライバーに対し速度を抑制しつつ周囲の状況に注意した運転を促してまいります。
また、引き続き事業所に対する管理者講習や各種交通安全教室、生活道路の速度を規制するゾーン三十の整備を推進するほか、浜松市と連携した中央分離帯開口部の閉鎖などの道路改良や交通安全施設の整備、歩行者に安全な道路横断を促す「しずおか・安全横断三つの柱」と銘打った広報啓発活動などにも積極的に取り組むことによりまして交通事故を一件でも減らすことができるよう努めてまいります。以上であります。
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