• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年12月静岡県議会定例会

桜井 勝郎 議員(無所属)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/07/2018番目)
答 弁 者交通基盤部長


○交通基盤部長(平野忠幸君) リニア中央新幹線のトンネル工事と湧水についてのうち、大井川のリニア中央新幹線トンネル工事の湧水と東京電力の水問題についてお答えいたします。
 大井川では、議員も御存じのとおり発電取水による河川流量の減少と河川環境の悪化の問題があり地元からも水を返せとの声が大きくなったことからこれまでさまざまな取り組みを行ってまいりました。
 田代ダムの水問題につきましては水利権更新の機会を捉えダムからの放流量を設定しております。県は平成十五年二月に国、県、流域市町、発電事業者が参加する大井川水利流量調整協議会を設置し十回もの協議会で議論を交わして取水に優先して確保すべき河川維持流量について合意し、平成十七年度の水利権更新時には季節に応じて毎秒〇・四三立方メートルから一・四九立方メートルの水を八十五年ぶりに大井川へ戻すことができました。平成二十七年度には再度の水利権更新を迎え協議会で議論を行い河川維持流量を踏襲することを合意し、平成二十八年七月に水利権が更新されたところであります。このような経緯も踏まえまさに命の水である大井川の水を守るということにつきまして県は全力で取り組んでおります。
 今後とも、大井川水系の水資源や生態系への影響を回避するため専門家の知見をいただきながらJR東海と徹底した対話を行い、利水者や地元の皆様が納得し安心していただける万全な対策をJR東海に求めていくこととしております。
 県といたしましては、長い歴史の中で関係者の血のにじむ努力の積み重ねにより成り立っている大井川の水利用がリニア中央新幹線トンネルによって損なわれることがなく、将来にわたって持続可能であるよう利水者や流域市町等関係者と連携して大井川の水の保全に全力で取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp