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本会議会議録

答弁文書

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平成29年6月静岡県議会定例会

木内 満 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:07/19/2017番目)
答 弁 者文化・観光部長


○文化・観光部長(西田郁夫君) 富士山世界遺産についてのうち、静岡県富士山世界遺産センターの開館に向けた諸整備についてお答えいたします。
 富士山世界遺産センターの施設整備は、本年十月末に完了する予定であり、現在広報、誘客活動や管理運営に関する検討等、開館に向けた準備を並行して進めております。
 入館料につきましては、館内を無料の交流エリアと有料の展示エリアに分けた上で来館者の皆様にも運営費の一部を負担していただく予定であります。具体の金額は現在県立美術館やふじのくに地球環境史ミュージアム等他の県有施設を参考に検討を進めており、学生や高齢者等を対象とした減免措置も考慮してまいります。
 次に、地域との連携につきましてはこれまでも地元商工会議所の勉強会などさまざまな機会を捉えセンターの概要を説明してまいりましたが、来週開催予定の地元商店街や自治会等が構成員である富士宮市の世界遺産富士山のまち推進会議への参加を端緒に、具体的にどのような連携が可能か積極的に意見交換を行ってまいります。
 さらに、広域的な連携を進めるためこの八月には関係十市町担当者会議を開催し、旅行事業者の出席もいただきながら開館後の誘客を含めた広域的な連携についても検討を進めてまいります。
 入館者に係る市営駐車場の無料化につきましては、団体旅行の誘致や個人客の利用において駐車料金の減免は効果的な誘客手段と考えられますが、駐車場を運営する富士宮市の考え方もあることから何ができるか慎重に検討してまいります。
 世界遺産富士山の情報提供の拠点として、国内外の多くの方に富士山の顕著な普遍的価値を学んでいただく機会を提供するとともに、周辺地域の振興にも貢献できるよう本年十二月二十三日の開館に向けた準備を鋭意進めてまいります。
 次に、センター開館後の継続的な構成資産の整備についてであります。
 県では、世界遺産富士山の顕著な普遍的価値を後世に継承するため、来訪者の皆様には山麓の構成資産の価値及びその歴史的つながりについて理解を深めていただきたいと考えており、周遊先としての構成資産の整備は不可欠であると認識しております。
 このため、富士山世界遺産登録を契機に管理団体である地元市町が行う構成資産の整備を促進することとし、平成二十四年度に観光施設整備事業費補助金の対象に構成資産の整備を加え、昨年度までに約二億円の補助金を交付し山麓の五つの構成資産の整備を支援してまいりました。
 こうした中、地元市町では現在も構成資産を保存活用するための調査が進められており、来年度以降も引き続き整備が行われると伺っております。
 県といたしましては、本年十二月に世界遺産富士山の情報提供の拠点である世界遺産センターが開館することから、構成資産の調査の進捗状況の把握や整備の必要性等の検証を十分に行った上で今年度を期限としている観光施設整備事業費補助金の活用による支援のあり方について検討を進め、地元市町と連携した富士山の適切な保存管理に万全を期してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp