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本会議会議録

答弁文書

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平成23年2月静岡県議会定例会

櫻町 宏毅 議員(民主党・ふじのくに県議団)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/22/2011番目)
答 弁 者教育長


    ○議長(天野進吾君) 安倍教育長。
           (教育長 安倍 徹君登壇)
    ○教育長(安倍 徹君) 教育行政についてのうち、初めに障害のある子供が通常学級に通うための支援策についてお答えいたします。
     議員御指摘のように、障害のある子供と障害のない子供が同じ地域でともに生活しともに支え合って育つことは、共生社会の形成に向けて望ましいことであると考えております。また通常学級への通学には、学びの場をともにすることによるメリットがある一方で、その取り組みが子供にとってよい効果を生むためには、教育的ニーズに最も的確にこたえる指導とともに、子供一人一人が生きる力を身につけているか確認する視点が欠かせないと考えております。このため就学指導につきましても、市町教育委員会が保護者への十分な情報提供と意向の聞き取りを早期から行い適切な就学先を決定し、就学後も個別の教育支援計画をもとに継続的かつ適切な支援を行うよう、今後も働きかけてまいります。
     インクルーシブ教育は、大変大きな課題であり国の障がい者制度改革推進会議や中央教育審議会で検討されておりますので、県教育委員会といたしましても、この動向に留意しながら他県の状況等も調査し対応について研究してまいります。
     次に、脳脊髄液減少症の学校現場への周知方法についてであります。
     脳脊髄液減少症につきましては、平成十九年度に文部科学省からの情報提供を受け、機会あるごとに各県立学校及び各市町教育委員会に周知しており、本年度は中学校の新教育課程編成説明会体育部会におきましても、武道の必修化に向けた事故等への対処方法の中で、脳脊髄液減少症の特徴を示し対応の仕方について指導したところであります。また議員御指摘の脳脊髄液減少症と思われる症状を持つ児童生徒の把握につきましては、年度初めに行います各学校での健康調査におきまして実態を把握する予定であります。
     今後は、脳脊髄液減少症を初めとするさまざまな疾病等に学校が迅速かつ適切に対応するためには、学校の責任者である校長の理解が不可欠であると考えますので、定例会議や研修の場におきまして、本疾病の特徴や対応策を周知するとともに、早期発見に向け各学校での子供たちの健康観察の徹底を図ってまいります。あわせて保護者を初めとしより多くの方に知っていただくために、県教育委員会のホームページを使い本疾病についての情報提供をしてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp