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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成19年12月静岡県議会定例会

阿部 卓也 議員(平成21)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/10/2007番目)
答 弁 者教育長


    ○議長(佐野康輔君) 遠藤教育長。
            (教育長 遠藤亮平君登壇)
    ○教育長(遠藤亮平君) 静岡県の子育てと教育についてのうち、初めに親のあり方と子育て支援についてお答えいたします。
     親学の必要性についてでありますが、子供の教育について第一義的責任を有する父母などの保護者に対して、家庭における教育力を身につけさせることは大変重要なことであると考えております。現在は一昔前のように子守などをすることがなくなっております。そのような中、将来親となる中学生、高校生は、学校教育活動の一環としての保育体験実習などを通して乳幼児と直接触れ合うことにより、命のとうとさや子供のかわいらしさ、そして親への感謝の気持ちなどを感じ取る中で、子育ての意義や親の果たす役割について学んでおります。
     また、親に対して県教育委員会では、お父さんの子育て手帳、子育て支援テレビなどによる啓発活動や、子育てサポーターリーダー養成による身近な相談体制の整備などを通して、親としてのあり方を学ぶ機会の拡大を図ってまいりました。しかしながら、行政やPTAが実施する子育てに関する研修などの場に出てこない親を、どのように啓発し参加してもらえるようにするかが課題でありますので、今後はすべての親が親の役割を学ぶ場に参加するような仕組みづくりなど新たな家庭教育支援施策に取り組んでまいります。
     次に、キャリア教育の発展的展開についてであります。
     議員御指摘のとおり、発達段階に応じてキャリア教育を推進していくことは大変重要であると考えております。
     現在、小中学校では、勤労観、職業観をはぐくんでいく学習計画を作成する中、小学校における職場見学の実施率はこの三年間で二〇%から四〇%に、中学校における職場体験実施率は八八%から九五%となるなど、実施する学校数及び日数も増加しております。
     また、全日制の高等学校では、現在半数以上の学校でインターンシップに取り組んでおり、インターンシップをより一層円滑に実施するための連絡協議会等により、受け入れ先や受け入れ業種の積極的な開拓を進めるとともに、実施期間につきましても農業高校のように五日間連続して実施したり、土肥高校のように年間十五日間という長期にわたって実施したりするなど、その取り組みを充実させております。
     今後も児童生徒が生きる力を身につけ、将来社会人、職業人としてたくましく歩んでいけるよう、学校と家庭・保護者、地域が連携したキャリア教育の充実に努めてまいります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp