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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成28年12月静岡県議会定例会

杉山 盛雄 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/07/2016番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 杉山議員にお答えいたします。
 沼津駅周辺総合整備事業についてであります。
 この事業は、県東部地域の拠点である沼津にふさわしいまちづくりを推進する上で極めて重要な事業であると認識しております。私、また県の姿勢は明快であり、推進する方向に何ら変更はありません。
 私が就任した七年前は、事業が全く動かないいわゆるデッドロックの状態でした。この問題で沼津市民が反目をする、二分するということがあってはならないと思い、その状態を打開するために反対、賛成の両方の立場の方々に白隠禅師ゆかりの松蔭寺にお集まりいただき初めて両者が公開の場で平等に議論を交わす機会を設けました。
 その後、有識者会議により事業の妥当性を検証し、また新しい行政手法であるPI手法も導入いたしました。またPI以後は私みずからが現場に幾度も赴き、反対派の方々と意見を交わしました。この事業の鍵を握るのは新貨物ターミナルの移転です。この件につきまして反対派の方々と意見を交わしながら、待避線のみなら受け入れるとの御提案をいただいたわけです。
 そこで私はみずからJR貨物の会長また社長に個別にお会いし、そして新貨物ターミナルを実質待避線として整備するという御理解を得たわけです。したがってもう反対の理由はないはずです。そのことを御理解いただいた地権者の中には新貨物ターミナルについては昨年二月の用地交渉再開以後これまでに十件の権利者と買収契約を結ぶことができました。しかしながらまだ頑固に反対されている方があると、誤解があると思っておりまして、私は原町とともに沼津の駅周辺の市街地の両方の活性化に役に立つと、そのためには貨物駅を現行のところから原町に移すと。また原町におきましては仮称ですけれども桃源郷づくりというのも提案されておりまして、こうしたことをもう一度地権者の方々に御説明を申し上げ、誤解を解きたいというふうに思っております。
 さて、大沼新市長が誕生いたしましてこれまで二回お目にかかっておりますけれども、先月またその前にお会いした時にもできる限り早く現場にお入りいただきまして現場をよく知っていただきたい、もちろん地元の皆様の御意見も伺っていただいて事業のとまることのないよう方向性をしっかり決める覚悟を早く定めていただきたいとお願いしたところであります。
 また、市長が表明されている事業の検証を行う際には、既に県が実施してまいりました有識者会議、PIにおける議論、共通認識などがありますのでこれまでの経緯をなるべく早く勉強していただいてスピード感を持ってこの結論に達していただきたいと、方針を定めていただきたいと願っております。
 私は、一つには原町は白隠禅師ゆかりのところでございますのであそこは美しい農芸都市になるだろうと、その計画を持っております。一方市街地のところは貨物駅があきますと、このたびアスルクラロがJ3に昇格いたしましたので今の愛鷹のスタジアムでは不十分ですからそれにふさわしいスタジアムが必要です。そのスタジアムとして活用できるという案を持っております。なるべく早くこうした案につきましても前市長と同様現新市長さんにつきましても御説明申し上げて、これが沼津市全体のためになるんだというそういう共通理解のもとにこの事業を不退転の決意を持って一緒に推進してまいりたいと考えております。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長及び教育長から御答弁を申し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp