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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成21年2月静岡県議会定例会

阿部 卓也 議員(平成21)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/24/2009番目)
答 弁 者企画部長


    ○議長 (天野 一君)  山村企画部長。
            (企画部長 山村善敬君登壇)
    ○企画部長 (山村善敬君)  新エネルギーの産地化への取り組みについてお答えいたします。
     静岡県沖のメタンハイドレート探査へのアプローチについてでありますが、 メタンハイドレートは、 御前崎から遠州灘沖の南海トラフを中心として、 我が国の排他的経済水域内に相当量存在することが見込まれており、 国の海洋基本計画ではこれを次世代の国産エネルギー資源として注目し、 今後十年程度を目途に商業化を実現することを目標としております。
     本県としては、 国の開発計画の進展に伴い県内に関連する技術や産業の集積が図られることや、 さらに国産エネルギー資源としての活用が実現した場合には、 新たなエネルギーの産出地として、 沿岸地域の地域振興や県内産業の活性化の好機となることが大いに期待されるところであります。 したがいまして県といたしましては、 国の研究開発の動向を引き続き注視して積極的に情報収集に努め、 今後行われる海洋産出試験への協力のあり方を研究するなど、 この計画の進展を、 エネルギーの産地化だけでなく幅広く本県の地域振興に生かすことができるように的確に対応してまいりたいと考えております。
     次に、 天竜浜名湖鉄道についてのうち、 周辺自治体と連携したBDFの利用についてであります。
     天竜浜名湖鉄道は、 県内鉄道の中で唯一ディーゼル車両により運行され、 年間約六百五十キロリットルの軽油を消費していることから、 バイオディーゼル燃料の活用は地球温暖化の防止に寄与する環境対策として大変有効であると考えます。
     県内の公共交通機関では、 静岡市内や県東部で廃食用油を利用したバイオディーゼル燃料を使用する路線バスの試験的な運行が行われているところであります。 また鉄道車両につきましては、 北条鉄道やいすみ鉄道での実施例がありますが、 燃料配管の早期劣化やトラブルが発生した際にエンジンのメーカー補償が受けられない、 また現在の燃料価格水準では経済的に不利であるなどの課題も指摘されております。 しかしながら長期的には技術的な課題は解決されていくものと考えられますので、 今後沿線の浜松市や天竜浜名湖鉄道、 メーカーなどと協力して活用可能性等について研究してまいります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp