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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年2月静岡県議会定例会

阿部 卓也 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/28/2017番目)
答 弁 者副知事


○副知事(吉林章仁君) ふじのくに型人生区分に基づく生涯現役社会の構築についてお答えいたします。
 県では、ふじのくに型人生区分を提案いたしまして、六十六歳から七十六歳の方をさまざまなことに熟達した壮年熟期世代として位置づけまして元気で生き生きと活躍いただける社会の実現を目指しております。日本老年学会におきましても高齢者の定義を六十五歳から七十五歳に引き上げまして、七十五歳未満の方を社会の支え手として活動を促すとの提言がされるなど六十五歳以上の方々が健康を維持し積極的に社会参加をしようとする機運が高まっております。
 県におきましても、壮年熟期の方々の社会参加を促進する取り組みとして、今年度地域活動への参加や就労につなげていく体験会や講習会を三市で実施したところでございます。引き続き地域活動だけではなくて介護や福祉分野等へも体験先を拡大いたしまして、壮年熟期の方々の社会参加の場の拡充と一層の推進に努めてまいります。また就労の機会の提供といたしましては、壮年熟期を中心とした経験豊富なシニアの方々の活躍を促進するために昨年十二月にはシニア等人材バンクを開設いたしまして、キャリアカウンセラーによるきめ細かな相談を通じまして企業等への再就職の支援をしてございます。
 今後、議員御提案の生涯現役社会を目指すためには、壮年熟期の世代が健康長寿の三要素の一つであります社会参加に今まで以上に取り組むことが大切でございます。さらなる社会参加といたしましては、再就職のほか子育て支援や文化技術の伝承を初めとする社会貢献活動などさまざまな形があります。御提案の仕事つき高齢者住宅は高齢者が就労や地域貢献活動など広く社会参加に取り組む姿をあらわされたものであり、長寿者が生き生きと身近な地域で最期まで暮らせる社会の実現につながるものと考えております。
 産業界におきましても、生涯現役社会を支えるヘルスケア産業に参入意欲のある企業が増加してまいりました。県といたしましては、静岡県ヘルスケア産業振興協議会に参加している民間事業者の連携と創意工夫を促しまして、国の補助事業等も活用しながら健康増進や壮年熟期世代がはつらつと参加できる新たなビジネスの創出につきまして検討してまいります。
 今後とも、御提案の生涯現役の視点を踏まえまして市町や関係機関とも連携をし、地域の支え手として、また指導者や熟練者として活躍できる場を提供することによりまして経験豊かな皆様がいつまでも現役として活躍できる社会の実現に取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp