• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年12月静岡県議会定例会

伊藤 和子 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/08/2020番目)
答 弁 者教育長


○副議長 (良知淳行君)  木苗教育長。
○教育長 (木苗直秀君)  学校におけるいじめ対策についてお答えいたします。
 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し誹謗中傷によるいじめや不登校の増加が懸念されたことから、 八月に私から全ての人が被害者にも加害者にもならない社会にしたいという願いを込めたメッセージを発信し、 児童生徒一人一人に呼びかけを行うよう各学校に周知したところであります。
 いじめは子供の生命や心身の健全な成長、 人格の形成に重大な影響を及ぼしかねない行為であり、 未然防止、 早期発見に努めるとともに、 初期段階のものを含めて積極的に認知しその解消に向けた早期解決に取り組んでいくことが必要であります。
 いじめの未然防止にはまずは子供たちが学校で楽しく過ごせるよう配慮する必要があります。 菊川市の小中学校をモデルに分かりやすい授業の実践や集団の絆を深められるように工夫した行事などそれらを実施したところ、学校が楽しい、 みんなで何かするのは楽しいと感じる児童生徒が増加し互いの立場を理解し認め合う意識が向上いたしました。 こうした取組の効果を県内の市町教育委員会に紹介し対策の一層の推進をお願いしたところであります。
 また、 児童生徒が発するサインを見逃さないよう定期的なアンケート調査や面談等により初期段階における発見と早期の解決に努めております。 いじめを認知した場合には教職員が一人で問題を抱え込むことなく校内で情報を共有し、 必要に応じてスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等を活用するなど組織全体で早期の解決に取り組んでまいります。 さらに研修を通じて市町教育委員会の生徒指導担当者に対しましてはいじめの未然防止、 早期発見、 早期解決の重要性について重ねて周知するとともに、 今後は生徒指導担当教諭を対象に重篤化防止のための初期対応等につきましてスクールロイヤーによる事例を用いた講義を実施してまいります。
 県教育委員会といたしましては、 いじめを防止することの重要性を常に認識した上で児童生徒がお互いに尊重し、多様性を認め合うことができる心を育むことにより静岡県子どもいじめ防止条例の基本理念に掲げたいじめのない学校づくりを積極的に進めてまいります。 以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp