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本会議会議録

答弁文書

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平成22年12月静岡県議会定例会

阿部 卓也 議員(民主党・ふじのくに県議団)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/08/2010番目)
答 弁 者教育長(再質問)


    ○副議長(岩瀬 護君) 安倍教育長。
           (教育長 安倍 徹君登壇)
    ○教育長(安倍 徹君) 四つ再質問があったかなというふうに思います。
     まず第一点目でございますけども、教職員人事に関係しまして教育委員会本位か生徒の学び本位かという御質問であったかなというふうに思います。
     生徒の学びというこの表現がなかなか解釈が難しいところであるわけですけども、学校は生徒がいなければ成り立たないわけですから、そういう意味では私は生徒の学び本位だというふうに言えるかなと思いますけども、かといって生徒の学びたいものだけ学校が用意するということではなく、やはり生徒の実態に応じて生徒の学習希望を踏まえて最終的には校長が教育課程を編成するという、そういうシステムになっているかなと思います。それを受けて、ついてはどれだけの教科ごとの教員が必要かという形で人事配置が決まってくるものなのかなというふうに思っております。
     二点目の天竜地区新構想高等学校についてでございますけども、議員からお話がありましたように天竜林業高校と二俣高校の再編整備で天竜林業高校のほうに新しい学校は設置されるわけですけども、私たちは二俣高校のグラウンドは使いますけれども、通常の体育等のいわゆる教育課程の中での活動には天竜林業高校のほうのグラウンドでこれは十分だというふうに思っております。
     ただ放課後のいろいろな部活が、特に再編整備をしたところでは幾つかの部活があるということも踏まえて、放課後の部活動を中心に二俣高校のグラウンドが使えるかなというふうに思っております。ただ授業の時間の中でも授業に支障のない範囲でグラウンドを使えるということは可能かなというふうに思っております。
     三点目の引佐地区新構想高等学校につきましては、施設設備が十分かという御質問ございましたので、私たちは教育活動に支障のない範囲で施設設備を用意するという大基本方針のもとにやっておりますので、もう一度これについては改めて点検をし直し、三校の御要望を踏まえて施設設備の再点検をしていきたいなというふうに思っております。
     四点目の、公立高校とは一体何だということでございますけども、それなら私立高校は一体何だという質問とセットで考えなければいけないかなというふうに思っておりますけども、共通点はお互いに公教育を担うそういう教育機関であるということと、もう一つは公立、私立問わず、これは現在の日本の制度であれば学習指導要領のもとに教育課程を組んでいくということでは共通かなと思います。
     ただ違うところは、県立学校におきましてはその学習指導要領の上に、先ほども最後にお話ししましたように静岡県の教育振興基本計画を踏まえて各学校で特色ある教育活動を行っていくという意味からすれば、公立高校は学習指導要領の上に県の教育計画があり、その上に各学校で定める教育課程があるということで三層構造になっているのかなというふうに思っております。
     ちなみに、私立は県とは別でございますので、学習指導要領の上に各学校での建学の精神を踏まえた教育課程があるということで、言ってみれば二層構造というこういう違いがあるかなというふうに思います。
     いずれにしましても、くどいようでございますけども、私たちは公立、私立、役割分担ということではなく連携協力をする中で、静岡県のたくましい若者、徳のある若者を育てていきたいというふうに思っております。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp