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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年9月静岡県議会定例会

渥美 泰一 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/27/2017番目)
答 弁 者健康福祉部長


○健康福祉部長(山口重則君) 高齢者の生き方についてのうち、高齢者の理想の生き方についてお答えいたします。
 県では、高齢になっても元気で活躍できる社会を目指しております。高齢者の方々が尊厳を持ってみずからが望む生き方ができるようにするためには、本人の希望に応じて柔軟に働ける環境やさまざまな活動を選択できる場が身近にあることが重要であります。
 このため、ふじのくに型人生区分を県民に提言し六十五歳以上の方々をまだまだ元気で活躍できるとして六十六歳から七十六歳までを壮年熟期といたしました。この六十六歳から七十六歳までの壮年熟期の方を主な対象として、これまで培った経験や知識を生かし社会で活躍することを支援するふじのくに壮年熟期活躍プロジェクトを推進しております。このプロジェクトでは、健康寿命の延伸と高齢者の生きがいづくりを目的として社会参加のきっかけとなる講演や多様な社会参加の事例発表会に加え、生活支援の担い手として実践的な知識や体験を学ぶ講習や農家への就業の体験会など県内各地で実施し高齢者が地域づくりやボランティアなど地域で活躍できる環境と場の実現を目指しております。
 今後、県といたしましてはシニアクラブの活動支援や誰もが自由に立ち寄れる居場所づくりなどを進め高齢者が地域で社会にかかわり続けることができるようにしてまいります。また地域で高齢者を大切にする意識を醸成し、誰もが住みなれた地域で尊厳を持って生き生きと暮らし続けることができるように住民同士が支え合い長寿を喜び合える社会づくりを進め、市町や関係団体とも連携しながら「生まれてよし 老いてよし」の地域となるように取り組んでまいります。
 次に、里親制度についてであります。
 社会的養護を必要とする子供が、心身ともに健やかに成長し自立するためには、温かく安定した家庭で生活することがとても大切で欠かせないことであります。そのため里親家庭には家庭に恵まれない子供の養育先として大きな期待が寄せられております。
 県では、これまでも積極的に里親家庭での養育を推進しており高い里親委託率を維持しております。加えて平成二十八年の児童福祉法の改正により社会的養護を行う際には家庭での養育を原則とする方針が掲げられたことを踏まえまして、本年度から社会福祉法人が設置する児童家庭支援センターに児童相談所が担ってきた里親支援業務の一部を委託することで地域の関係機関とも連携したきめ細かな対応を行っており、委託率の向上にもつながっているところでございます。
 児童家庭支援センターでは、県を初め児童相談所や里親会、児童福祉施設等と連携して里親の活動内容を紹介する講演会や里親希望者への説明会を開催しております。また里親同士が相互交流を行うサロンの運営や里親宅への訪問相談支援などを行うことで新規里親の開拓と里親の資質向上を図り、子供が里親家庭で安心して成長できるように支援しております。
 県といたしましては、今後も家庭的養護の推進に向けた静岡県推進計画における里親委託の割合三三・三%の目標達成だけでなく、新たな社会的養育ビジョンを受けた国の動向を踏まえ新規里親の開拓を進めるなど里親委託を推進してまいります。
 児童虐待の事情などにより親元で暮らせない子供たちに温かい愛情と正しい理解を持ち、みずからの家庭で養育していただける里親家庭への委託を推進し、全ての子供が希望を持って暮らすことのできるふじのくにづくりに取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp