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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和3年2月静岡県議会定例会

市川 秀之 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/01/2021番目)
答 弁 者農林水産担当部長


○議長(山田 誠君) 志村農林水産担当部長。
○農林水産担当部長(志村信明君) ICT水田水管理システムの普及促進についてお答えいたします。
 県では、平坦地の水田においても給水栓を開閉するだけで必要なときに必要な量を導水できる用水のパイプラインをこれまでに県内水田の約三割となる五千五百ヘクタールにおいて整備してまいりました。これにより生産性は飛躍的に向上いたしましたが、今後農地の集積による経営体のさらなる規模拡大を進めるためには、手作業に頼らざるを得ないこの水管理の省力化が必要となっております。
 この省力化に向けましてはICTを活用した水管理システムの普及促進が不可欠でありますことから、導入効果や利便性について担い手となる経営体や土地改良区等の理解を深めるとともに、組織的な用水管理により節水効果も期待できる面的な導入を図ることが重要であると考えております。
 このため、県では昨年度から現地研修会や戸別訪問を実施しシステムの有効性について説明してまいりましたが、多くの経営体から導入前に機器等の操作性や導入コストを確認したいとの意見が寄せられました。そこで来年度各地域の核となる大規模経営体等を対象として共同研究で開発しました機器のリース制度を創設し、既に実証を進めている中遠、東部地域に加えて新たに富士、西部地域におきましても実証圃場を拡大してまいります。
 あわせて、システムの導入コストや省力化効果は経営規模に応じて経営体ごとに異なりますことから、導入規模ごとの費用対効果をGISを活用して見える化しまして最適な機器配置計画を分かりやすく提案していくことで令和六年度までに三百ヘクタールを目標として基盤整備事業を活用した本格導入につなげてまいります。
 県といたしましては、これらの取組により地域の意欲ある経営体の規模拡大や所得向上を支援し本県水田農業の競争力を強化してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp