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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成19年12月静岡県議会定例会

阿部 卓也 議員(平成21)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/10/2007番目)
答 弁 者県民部長


    ○議長(佐野康輔君) 稲津県民部長。
            (県民部長 稲津成孝君登壇)
    ○県民部長(稲津成孝君) 県立森林公園の活性化についてのうち、初めに多様な利活用の促進についてお答えいたします。
     県立森林公園は県民の保健休養の場として、自然に親しみながら森林の効用と自然保護に対する理解を深めるための自然ふれあい施設であります。現在新たな利活用策として、グラウンドゴルフにつきましては期間と場所を限定し公園の一部を開放しており、また地元医療機関が森林を利用してリハビリやカウンセリングを行う森林療法に活用するとともに、指定管理者である森林公園運営協議会が森林療法に係る指導者養成のための講座を開催しているところであります。
     今後、森林公園の多様な利活用の促進のため、県や浜松市、地域企業、自治会などで構成される静岡県立森林公園地域連絡会での意見交換を活発に行い、御提案のグラウンドゴルフの利用拡大や野外ステージの活用、地元の医療機関との連携強化などに積極的に取り組んでまいります。
     次に、浜松市及び周辺施設との連携強化についてであります。
     森林公園周辺にはさまざまなすぐれた観光施設があり、新たな交通施設の整備も進められております。このような状況の中、森林公園地域連絡会の関係者が連携し、公園内や周辺施設を周遊する「ウチらのざいしょウォーク」や地元秋祭りと共催した「森の感謝祭」などの行事を行っているところであります。今後とも多くの県民に利用され愛される公園を目指して、地域連絡会を中心に浜松市及び周辺施設との連携強化を図ってまいります。
     次に、静岡県独自の多文化共生についてのうち、まず多文化共生モデルづくりについてであります。
     県では、これまで実施してきた外国語による県政情報の提供やさまざまな相談に対応する支援アドバイザーの設置に加え、本年度から外国人住民との共生に取り組む自治会の優良事例を普及する研修会の開催や、外国人学校の子供たちに日本語を指導するボランティアの派遣について、全国に先駆けて取り組んでおります。
     一方、外国人が集住する市や町では生活ルールなどの情報提供や相談窓口の設置とともに、団地内で外国人の通訳者を発掘し活用する取り組みや就学前の子供たちへの日本語指導などを行っております。また企業側の労働関連法規の遵守徹底を図るため、商工会議所において外国人雇用に関するガイドラインを策定したところもあらわれております。
     現在、これらの取り組みはそれぞれ地域の実情に応じた形で行われておりますので、県といたしましては、今後市や町、関係機関と連携しながら情報を収集し、他の地域にも活用できると思われる事例についてはそれらをモデルとして普及に努めてまいります。
     次に、多文化共生プランの策定についてであります。
     県では、静岡県多文化共生推進会議の提言を踏まえ市や町、関係機関と連携して、多文化共生に関するシンポジウムの開催や外国人労働実態調査、外国人学校への日本語指導ボランティアの派遣などに取り組んでおります。多文化共生社会の実現に向けて解決すべき課題は日常生活や教育、雇用など多岐にわたりますことから、有効と思われる対応策を実施した上でこれを評価し改善しながら推進していく必要があると考えております。
     総合的な多文化共生プランの策定につきましては、本年度行っている外国人労働実態調査の結果や推進会議の意見を伺いながら検討してまいりたいと考えております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp