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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年2月静岡県議会定例会

落合 愼悟 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/01/2018番目)
答 弁 者経済産業部長


○経済産業部長(渡辺吉章君) 清酒製造業に対する技術支援についてお答えいたします。
 本県は、昭和五十年代から吟醸王国静岡の原動力となった静岡酵母を使った品質重視の酒づくりに全国に先駆けて着手し、現在は製造量の約八割が吟醸酒や純米酒などの特定名称酒となっております。近年消費者の志向が吟醸酒や純米酒などに変化してきていることなどから、全国各地で地酒づくりが盛んとなり競争が激しくなっております。
 このため、県は静岡酵母につきましてこれまでに香りや酸味などが異なる七種類を実用化し県内二十七の蔵元に提供しております。また平成二十七年度には新たに河津桜由来の酵母を開発し、これを用いた清酒が六つの蔵元から販売されております。
 さらに、本年二月には県酒造組合との共同研究により二種類の酵母を別々に発酵させてまぜ合わせる汲み出し四段法という新たな醸造方法を開発し、香りと適度な甘み、酸味を持った女性や若者に好まれる発泡性日本酒を開発、商品化し販売が始まりました。
 一方、清酒製造を支える技術の向上や高品質化のため沼津工業技術支援センターの研究員が県内の各蔵元を計画的に巡回し、製造状況の調査や製造技術に関するアドバイス、味、香り、色の検査、成分分析などの支援を行っております。また昨年度からは酒造組合と共催で県内の若手製造者を対象に酒造研修会を開催するなど、杜氏の高齢化等を踏まえた技術の継承や人材育成に対する支援にも取り組んでいるところであります。
 県といたしましては、今後とも蔵元へのきめ細かな巡回指導と情報交換、それを踏まえた新たな酵母の開発や酒造方法の確立など研究開発と技術支援の両輪により消費者に選ばれる高品質で魅力的な清酒づくりを着実に支援してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp