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本会議会議録

答弁文書

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平成12年2月静岡県議会定例会

植田 徹 議員(自由民主党・県政クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/01/2000番目)
答 弁 者都市住宅部長


    ○副議長 (鈴木 尚君)  久保田都市住宅部長。
            (都市住宅部長 久保田昭彦君登壇)
    ○都市住宅部長 (久保田昭彦君)  富士山こどもの国の今後の運営についてのうち、 初めに、 雨天対策についてお答えいたします。
     富士山こどもの国は、 子供たちが雄大な自然の中で伸び伸びと遊ぶための施設でありますが、 山ろくにあるため天候の変化も激しいことから、 雨や霧、 また寒さの厳しい時期における遊び場として、 こどもホールを整備したほか、 こどもセンター、 水の家及び草原の家などにおいても雨天時の利用ができるようになっております。 ここでは、 プレーリーダーの指導のもとで、 竹細工や石のアート工房など楽しんで体験できることから、 遠足を初めとする学校教育関係者などの利用の際にも好評を得ているところであります。 今後も、 これら遊びのソフトをさらに充実させていくほか、 雨天時や厳冬期におきましても、 子供たちが十分楽しめるようなさまざまな工夫をしてまいりたいと考えます。
     次に、 園内での自転車使用についてであります。
     園内では、 幼児から高齢者に至るまで、 さまざまな方々が散策したり、 車いすやベビーカーの利用も多いことから、 安全への配慮や、 だれもがゆったりと楽しめるよう、 自転車の使用を認めていないところであります。 しかしながら、 子供たちが広大な敷地と豊かな自然の中で、 自転車を楽しめることも、 富士山こどもの国のより効果的な利用の一つでもありますことから、 今後利用者の方々の声も聞く中で、 整備構想ともあわせ、 研究をしてまいりたいと考えます。
     次に、 利用者の確保策についてであります。
     開園初年度は、 多くの県民に富士山こどもの国を知っていただくため、 県内向けに重点を置いた広報に努め、 地域の子供関連施設との共同キャンペーンや、 バス会社などと連携し、 団体の受け入れ及びツアーの実施等を企画してまいったところであります。 このほかにも首都圏に対し、 夏、 冬の休み前などに新聞に案内広告を掲載し、 また、 FMラジオなどを通じて広報活動をしてまいりました。 この結果、 関東地区からの入園者の比率は、 どの調査時点でも一割を超えており、 多いときには二割近くに達しております。 首都圏に向けたPRは、 富士山の雄大な自然と本県の魅力を情報発信することにつながりますことから、 今後特に地域の子供関連施設や旅行社及び旅行代理店などと連携、 共同したツアーを企画するなど、 富士山こどもの国のすばらしさを全国に向けてアピールしていきたいと考えております。
     次に、 イベントの充実についてであります。
     富士山こどもの国は、 日常的にプレーリーダーにより、 野外料理や押し花づくりなどさまざまな遊びのプログラムを提供するほか、 四季それぞれの魅力を生かした、 こいのぼりづくりやいかだ遊び、 また雪合戦など園内全体で展開する季節イベントを開催しております。 特に来年度は、 富士山の魅力やこどもの国を内外にアピールするイベントとして、 「ワールドカップ二〇〇〇オリエンテーリング日本大会」 を誘致し、 四月の十五、 十六日に開催されることになっております。 また、 四月二十九日から五月七日まで、 記念植樹やマジックショーなどの開園一周年記念フェスティバルも開催をいたします。 さらに園内にクロスカントリーコースを整備し、 今後全国規模のクロスカントリー大会の開催に向けて、 そのプレイベントをこの秋に実施することとしております。
     これらのイベントの開催に当たっては、 富士山こどもの国のボランティア、 地域で活動しているまちづくりやスポーツなどの団体、 また園内の売店、 レストランなどの事業者の協力も得て実施していくこととしております。 これらを通じて、 良好な自然環境に恵まれた富士山こどもの国を、 全国に情報発信する場所にしていきたいと考えております。
     次に、 下水道行政についてであります。
     本県では、 現状において発生する汚泥量は、 脱水ケーキに換算して十二万八千立方メートルあり、 このうち肥料などに有効利用されているものは一六%で、 残りは焼却処分や埋め立て処理がなされており、 そのうちの一部は県外で処分されております。 今後も、 下水道整備の進捗に伴い、 発生する汚泥量は一層の増大が見込まれますことから、 静岡県下水汚泥処理総合計画においては、 環境面にも十分配慮し、 中期目標として汚泥量の七五%を焼却などにより減量化し、 この焼却灰も含めて、 全体の五〇%を有効利用することとし、 県外へ排出しなくても済むような処分体制に整備することを目指しております。
     このためには、 公共下水道と流域下水道から発生する汚泥をまとめて処理するなど、 汚泥処理の集約化、 効率化を進めるとともに、 有効利用の一層の促進を図ることが必要であります。 このことから、 県といたしましては、 地形、 地域のつながりなどを考慮し、 県下を七地域に集約化し、 地域ごとの汚泥の発生量に応じた経済的、 効率的な処理体制づくりや、 焼却や溶融による減量化に向けての方策などについて、 関係市町村の担当課長等で構成する静岡県下水汚泥処理処分検討会を設置し、 検討を進めているところであります。 また、 有効利用の一層の促進を図るため、 コスト面からも比較的対応しやすい肥料やセメント原料などへの活用を進めるとともに、 コストや需給バランスなどの課題の解消も含め、 新たな活用方策についても引き続き研究をしていくこととしております。 今後とも、 県と市町村が一体となって、 効率的、 計画的な汚泥処理対策の推進に努めてまいりたいと考えております。
    ○副議長 (鈴木 尚君)  これで植田徹君の質問は終わりました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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