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本会議会議録

答弁文書

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平成13年9月静岡県議会定例会

小楠 和男 議員(自由民主党)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/28/2001番目)
答 弁 者土木部長


    ○議長 (伊東伊佐美君)  山口土木部長。
            (土木部長 山口 修君登壇)
    ○土木部長 (山口 修君)  地震対策についてのうち、 東名跨道橋の耐震化についてお答えをいたします。
     東名跨道橋の耐震化対策につきましては、 市町村が管理をする百二十八橋のうち、 対策が必要な九十三橋を対象に平成十二年度から緊急地方道の整備事業により鋭意取り組んでいるところでございまして、 平成十三年度末までに、 沼津市、 小山町など三市三町におきまして、 十四橋の対策が完了する見込みとなっております。 県といたしましては、 事業の円滑な推進を図るため、 これまでに新たな補助制度に対する国への要望や対策が必要となる橋梁の特定など、 さまざまな取り組みを行ってきたところでありますが、 今後は工法の選定や詳細設計の実施など、 市町村への技術的支援を引き続き進めてまいりたいと考えております。 またあわせまして、 事業の一層の拡充を国に働きかけますとともに、 来年度から市町村への新たな財政的助成制度を創設するなど、 東名跨道橋の耐震対策の促進を図り、 平成十六年度末を目途にその対策を完了させてまいりたいと考えております。
     次に、 自然環境に配慮した公共事業についてであります。
     二十一世紀におきます公共事業は、 従来の経済性や効率性、 また利便性の追求に加えまして、 自然と共生する施策を積極的に推進することが求められております。 中でも河川は、 豊かな生態系をはぐくむ場でございまして、 自然と共生した地域づくりの大きな役割を担うものでございます。 これまで県では、 自然環境に配慮した河川整備として百十七河川、 約三百カ所におきまして多自然型川づくりを展開するとともに、 生物相の実態や改修による復元効果を把握するため、 事前調査やフォローアップの調査を補完してきたところでございます。 これらの調査の結果によれば、 多くの河川で生態系の保全効果が確認をされてきているところでございます。
     しかしながら、 より豊かな生態系の復元のためには、 これまでの施策をさらに一歩進め、 積極的に河川の自然再生を図ることが必要でございます。 このため、 多自然型川づくりに加えまして、 巴川の麻機遊水地の湿地や花川の干潟造成など生態系の復元事業を推進しますとともに、 流砂系の復活を目指しました天竜川ダム再編事業に国と連携して取り組んでまいりたいと考えております。 また、 環境学習の一環として、 学校等との協働によるフォローアップ調査の実施や自然復元に効果的な工法の情報収集及び専門家の支援協力体制の確立などを行いまして、 自然と共生する川づくりの一層の推進に努めてまいりたいと考えております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp