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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年12月静岡県議会定例会

伊藤 和子 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/08/2020番目)
答 弁 者知事


○副議長 (良知淳行君)  川勝知事。
○知事 (川勝平太君)  伊藤議員におかれましては、 深いまた熱い思い入れのある質問しっかり受け止めながら拝聴いたしました。
 今日は胸にシトラスリボンをおつけですけれども、 これは愛媛で始まりましてオレンジ色が原色だったんですけれども緑色、 お茶の色でよくお似合いです。 おしゃれ感覚で人々がこれをつけることによって誹謗中傷とかいじめとかというのを社会からなくしていくというのは大変重要な、 自分の姿勢で示すものだというふうに思います。
 幾つかの御質問の中で、 私は文化財の継承に関わる取組についてお答えをいたします。
 議員の御出身、 地元の森町は小京都としてそれ自体が文化的景観を持つ文化財ではないかとすら私はかねてより思っておりました。 そうした中、 友田家住宅あるいは小國神社ほかの舞楽をはじめ有形無形の多彩な文化財に満ちあふれている地域です。
 一方、 過疎化、 少子高齢化によって所有者のみでは文化財の保存、 活用が困難となっている例も増えてまいりました。 このため昨年度静岡県文化財保存活用大綱を策定いたしまして、 社会総がかりで保存、 継承を進めるための施策に取り組むことにしているところです。
 この大綱で本県が目指す地域の宝が未来に確実に継承されている姿を実現するため、 市町の単位で個々の文化財を適切に保存しまちづくりや観光の核として活用する方針を示す文化財保存活用地域計画の作成を支援しております。 現在十の市が作成に着手しているところです。 これが全市町に行き渡るように支援をさらに続けていきたいと思っております。
 文化財の保存、 継承には地域の皆様が協力して取り組むことが不可欠です。 このため県は、 本年度新たに地域における文化財の保存、 継承に熱心に取り組んでいる団体をふじのくに文化財保存・活用推進団体として認定する制度を創設いたしました。 現在市町を通じて認定団体を募集しております。 今後この認定された団体に対しましては県が活動紹介を行うこととしておりまして、 特に優秀な活動を行っている団体の表彰制度を今後設けていきたいと思っております。 地域での保存、 活用の取組の拡大をこれまで以上に図っていきたいと思っております。
 また、 多くの方々に地域の文化財を知っていただき興味を持っていただくことが重要です。 県では国、 県指定文化財のデータベース化を進めまして、 来年三月を目途に各文化財の基本情報をしずおか文化財ナビとして公開することといたします。 データベースを学校教育や社会教育にも御活用頂きまして幅広い世代に理解を深めることで、 文化財の保存や活用に積極的に取り組む方々の増加につなげてまいりたいと考えております。
 さらに、 国、 県指定文化財の老朽化に伴う修理などに要する経費への支援、 また商工、 観光、 まちづくりなど地域の多様な関係の皆様を対象に保存、 活用に必要な知識の習得を図る人材養成研修会の開催など地域の文化財の継承に必要な環境整備に取り組んでまいります。
 今後とも住民協働による文化財の保存や活用への取組を促進いたしまして、美しいふじのくにの文化財を県民総がかりで守り、 誰もが親しみながら未来につなぐ仕組みづくりを推進してまいります。
 その他の御質問につきましては、 副知事、 関係部局長及び教育長から御答弁を申し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp