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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成22年6月静岡県議会定例会

落合 愼悟 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:07/15/2010番目)
答 弁 者経済産業部長


    ○副議長(岩瀬 護君) 堀川経済産業部長。
           (経済産業部長 堀川知廣君登壇)
    ○経済産業部長(堀川知廣君) 景気対策についてお答えいたします。
     本県の景気は、新興国向けの生産の増加等を背景に持ち直しの動きが広がってきていますが、雇用情勢は依然として厳しい状況が続いていると認識をしております。一方、日銀静岡支店の六月の業況判断指数――DIは全産業でマイナス二十一ポイントでありますが、前回より十二ポイントふえ五期連続で改善しており製造業を中心に経営者のマインドは上向いてきております。
     ふじのくにの豊かさを生む産業力を将来にわたって維持向上させていくには、地域経済を牽引する新たな産業を創出し雇用を拡大していくことが必要であります。このため県では、一次、二次、三次産業が結合した六次産業の振興や成長分野として期待される環境分野や医療・福祉分野などへの中小企業の進出を支援するとともに、空港などを活用した交流人口の増大による観光産業の振興など経済対策に取り組むとともに、昨日健康福祉部長から答弁しましたように特別養護老人ホームを中心に可能な限り多くの施設を整備してまいります。今後とも本県経済が長期にわたり安定的に発展していくよう、国の動向や経済・雇用情勢を注視しながら全庁的な連携のもと適時適切な対応に努めてまいります。
     次に、農産物の輸出に向けた取り組みについてであります。
     アジア諸国の経済発展に伴う購買力の向上や安全で高品質な日本の農林水産物に対する需要の高まりを受け、県では農業団体などと連携をしまして、香港、シンガポールなど五カ国の量販店で静岡フェアを実施した結果、定番の商品として定着した緑茶、ワサビなどのほかこれまでに二十品目の輸出が実現しており、欧米におきましても食品見本市への出展を通じて緑茶などの販路拡大に取り組んでいるところであります。
     今後は、現地での定番商品化を一層進め販売数量の拡大を目指す段階になったと考えておりますので、茶、ミカン、メロン、ワサビなどの産地を対象に輸出相手国の検疫条件や残留農薬基準などに基づいた生産指導を実施するとともに、海外市場をねらいとした農芸品のブランド認定を行っていくこととしております。また本県農産物をビジネスとして海外市場に展開していくためには、本県農産物の高品質を評価しこだわりを持って取り扱う、そういう組織が必要であると考えておりまして、本県にとって効果的な仕組みの実現に向けてJAなどの関係団体と協議してまいります。今後とも関係団体と連携し輸出相手国ごとに販売戦略を立て取引先を広げ、取扱品目、取扱量ともに拡大するよう積極的に本県農産物の輸出促進に取り組んでまいります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp